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ブックマーク / www.c.u-tokyo.ac.jp (1)

  • 「美術館女子」は何が問題だったのか - 教養学部報 - 教養学部報

    加治屋健司 アメリカの作家ジョン・アップダイクの小説に「美術館と女たち」(一九六七年)という短編がある。主人公の男が、自分の母や、女友達と美術館を訪れたときのことを語る話である。少し前に「美術館女子」という言葉がSNS上で「炎上」したとき、この短編のことを考えずにはいられなかった。稿では、「美術館女子」とは何だったのか、そして何が問題だったのかを考え、最後にアップダイクの小説の問題に戻りたい。 「美術館女子」というのは、読売新聞と全国の公立美術館約一五〇館が加盟する美術館連絡協議会が企画した特集である。AKB48チーム8(AKB48内のグループで各都道府県から一人ずつ選出されるチーム)のメンバーが「各地の美術館を訪れ、写真を通じて、アートの力を発信していく」というもので、美術館が好きな女性を意味する「美術館女子」を導き手として、写真とともに、美術や各地の美術館の魅力を伝えようとする企画

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