IMJモバイルは13日、「ECサイトに関する利用実態調査」の結果を公表した。商材によってECサイトの利用についてもさまざまな違いがあることがあきらかになったという。調査期間は11月16日~17日で、15~49歳の最近1年間にECサイトを利用した男女、722名から有効回答を得た。 まずECサイトを閲覧するタイミングを尋ねたところ、「価格を確認したいとき」(61%)がもっとも高く、次いで「現在利用している商品がなくなった、壊れたとき」(47%)、「商品ラインナップを確認したいとき」(38%)となった。商材別に見ると「家具/インテリア」「PC関連/AV/家電製品」では、価格や商品ラインナップを確認したいときに閲覧する傾向が高く、また店舗に行く前のECサイト閲覧も他ジャンルに比べ高いことから、ECサイトがカタログのように利用されていることが推察できる。 またECサイトで商品を購入する際に、ECサイ
質問:今年の年末商戦に向けてどのようなトレンドが見られているか。また、それは来年の消費動向にとって何を意味するのか。 回答:年末商戦のトレンドとしては、電子機器と入れ替わりの速い商品が引き続き人気を集める見通しだ。それは、肌や健康に男性が一段と関心を持つなど、国内のニーズの変化にあった付加価値のあるビューティー関連商品であれ、例えば50歳代以上の年齢層向けスキンケア商品で人口の特定区分をターゲットにする商品にしても、3D技術により家庭で使用できるようになる商品に関する興奮にしてもそうだ。 来年に関して見られるトレンドは、われわれが「マイクロニーズ」と呼ぶもので、ホームコメディやテレビ広告といった理想化された世界ではなく、現実の生活の最適化に役立てるために慎重な消費者が行う選択のためのニーズだ。こうした移り変わりのなかで、消費者は強い願望よりも充実に焦点を絞っており、基本的に生活の向上に向け
服だけじゃない 映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』でプロダクト・プレースメントの広告手法に起こった重要な変化とは ©2010 New Line Productions, Inc. and Home Box Office, Inc. 断っておくと、これは公開中の映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』をすすめる記事ではない。映画自体は続編にありがちな評価どおりと言えば十分だろう。 それはさておき、映画を見た人はプロダクト・プレースメント(映画やテレビ番組の中で商品を露出させる広告手法)で重要な変化があったことに気付いたかもしれない。靴がマノロ・ブラニクからクリスチャン・ルブタンのスパイクヒールになったことではない。キャリーたちのパソコンが、アップルからヒューレット・パッカード(HP)に変わったのだ。 ヴィヴィアン・タムがデザインしたHPのマシンに、多くの女性は興奮するに違いない。外観は美し
個人消費に勢いが戻らない中、ついに平日の消費が休日の消費を逆転した。とりわけ好調なのが、ちょっとだけ贅沢な気分に浸れる商品群。“デイリープレミアム消費”は、デフレ脱却の救世主となり得るか。 「ゴールデンウイーク? どこにも行かなかったですよ。どこも人だらけですし、何より、休日に出かけると出費ばかりかさみますから」 こんな声にうなずく読者も多いのではないだろうか。 消費低迷が続く中、休日の消費は2007年を境に落ち続けている。 今回、総務省統計局の家計調査を基に平日(月~金曜)と休日(土・日曜)の平均支出額を算出したところ、2009年12月の休日1日当たりの支出額(2人以上の世帯の平均)は8005円と、2006年同月比で1350円以上の落ち込みが見られた。半面、平日の支出額は微増傾向にあり、2009年12月は1日当たり8256円と2006年同月と比較して約400円増え、休日の消費を超える結果
マーケティング調査会社の Chadwick Martin Bailey社 と iModetate Research Technology社 は,TwitterやFacebookによるエンゲージメントが購買行動にどのような影響を与えるかという興味深い調査結果を発表した。 ・ ENGAGING CONSUMERS VIA SOCIAL MEDIA MAKES THEM MORE LIKELY TO BUY, RECOMMEND 調査対象は18才以上の米国成人1504人,調査期間は2010年2月8日から2月9日としている。 そして調査結果は次のグラブの通りだ。 調査対象のソーシャルメディアは,トップ2に君臨しているFacebookとTwitterだ。 まず日本においてなじみの深いTwitterの場合,企業/ブランド・アカウントをフォロワーになると67%が購買行動にプラスに働き(多くものを買い),
「ふーーっ」。ワイングラスを目の前に眉をひそめている榊理恵。「どうしたの? ため息なんかついちゃって」「いつもなら、お店に入るなり、気になる通販のネタを話し出して止まらないのに」。中津川あや、藤野香織も心配そうに声をかける。この3人は、各々が通販企業に勤め、通販ビジネスについて議論する仲だ。 「あ、あのねー、聞いてくれる? きっと2人はそっち方面に詳しいと思うから・・・」。いつもと違う、はにかんだ顔の理恵。「実は・・・気になる人ができて、バレンタインのチョコ、なんてものを先月あげたんだよね。もうすぐホワイトデーでしょ? どうなるかな~と思って」。 「えええ~っ!! よかったじゃない! で、どんな人?!」。興味津々ですっかりノリノリの2人。「それがねー、その人、ホワイトデーとか、お返し、とかほとんど気にしなそうなタイプなんだよね。どうなるのかなあ・・・」。励ますように、あやが理恵の背中をドン
卒業式、春休みの旅行に、入学式――。3月、4月はオシャレの必要なイベントが目白押しだ。そんな時期に活躍する便利、かつ合理的なサービスに、ブランド品のオンラインレンタルがある。 アメリカでは、あの大ヒットドラマ 「SEX and the CITY」に登場し注目集める このサービスの始まりは2004年~05年頃と言われており、米国ではすでに一定の規模を持つビジネスに成長している。中でもBag Borrow or Steal(現Avelle)は、 08年に公開された映画「SEX and the CITY」にも登場し、注目を集めた。 日本では、2007年9月にオープンしたORB(オーブ)が先駆け。会員はいまや5000人弱にまで増え、月々の利用件数は500~600件に上るという。 レンタルの対象商品は12ブランド、約330品目の女性物のバッグだ。コース制になっており、その選択によってレンタルできる商
大きな流れでいうと、日本の景気動向は2012年前後まで不景気の循環に入っていることを、前回の私の記事でお伝えいたしました。今回は、その2012年前後の経営におけるポイントを再度ふりかえっておきましょう。 今後、この図に対応しながら、1つ1つの戦略に関して、具体的事例を踏まえてご説明していきたいと思います。 【価格戦略のポイント】 好景気の60~80%の価格帯が売れる 過去の不景気の分析を通して、法則化されていることがあります。その大きな1つの項目が「売れ筋価格」についての考え方です。 価格戦略を考えていく上で重要な観点は、買う側となるお客様の「心理状態」と「フトコロ具合」です。まず、不景気の状況では、残業が少なくなり、賞与も少ないため、世帯の年収が確実に下がります。当然、失業率も上昇傾向にあります。このため、実質的に消費にまわるお金が減るという現象が当然起こります。不景気ですから当たり前で
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