盗まれた給油カードでガソリンを入れたとして逮捕・起訴され、その後、事件とは無関係だとして起訴が取り消された大阪・堺市の男性に対し、警察は、先月31日に謝罪しました。 弁護士は、男性が取り調べにあたった警察官から、「犯人である証拠はそろっている」などと自白を迫られていたことを明らかにしました。 大阪・堺市の40代の会社員の男性は、ことし1月、盗まれた給油カードでガソリンを入れたとして逮捕・起訴されましたが、その後、事件とは無関係だったことが分かり、先月29日に起訴が取り消されました。 男性を逮捕した大阪・北堺警察署の小坂義之署長ら3人は、先月31日、本人と妻、それに弁護士と面会し、謝罪しました。 男性の弁護士によりますと、小坂署長らは男性の身柄を85日間にわたって拘束したことについて、「申し訳ありませんでした」と述べたということです。 この後、男性や妻が「捜査の在り方を見直し、このようなこと