読売新聞東京本社の社員のメールアドレスが悪用され、大量の不正メールが不特定多数のアドレスに送信されていたことが11日、わかった。同社は、警視庁築地署に被害を相談している。 同社によると、9日朝から10日未明にかけて、社員のメールアドレスを通じて約50万通の不正メールが不特定多数の相手に送られたという。メールには、海外のアダルトサイトのURLが張り付けられていた。 調べたところ、不正メールは本社のサーバー経由で送られていたため、本社から外部へのメール送信に障害が出たという。同社は、この社員のメールアドレスを不正に利用できないよう措置を取った、としている。