各地でワクチン接種が進むなか、マイナンバーカードの情報を入力したスマホのアプリを使うことで予約から接種まで一括して手続きができるシステムを東京のIT企業が開発し、21日、滋賀県日野町で実証実験が行われました。 このシステムは、東京・渋谷区にあるIT企業2社が共同開発したもので、実証実験は、21日、以前から企業とつきあいのある日野町の役場で行われました。 システムは専用のスマホのアプリにマイナンバーカードの情報を入力すると、ワクチン接種の予約ができるようになる仕組みで、通常は紙の接種券を使って行われている手続きを効率化できます。 実験には職員2人が参加し、事前にアプリで予約を済ませたうえで、実際に接種に臨みました。 受け付けでは、通常であれば接種券とともに免許証などの提示が求められる本人確認が、アプリの画面を読み込ませるだけで済み、職員たちはスムーズに接種を受けていました。 接種券を発行せず