ワクチン接種率が8割を超えているシンガポールで新型コロナウイルスの一日あたりの死者数が過去最多となりました。感染の拡大を受け、政府は規制の延長を決定しました。 シンガポール政府は20日、新型コロナの一日あたりの感染者は3862人、死者は過去最多の18人だったと発表しました。 シンガポールでは国民のおよそ84%がワクチンの2回接種を終えていますが、19日には一日あたりの感染者が過去最多の3994人となるなど感染が拡大傾向にあります。 保健当局は98%以上が無症状や軽症だとしていますが、隔離用などの病床が逼迫(ひっぱく)する恐れがあるとして、24日までとしていた行動規制を4週間延長すると発表しました。