絶好調の山田とヤクルト (c)朝日新聞社 @@写禁この記事の写真をすべて見る 打率3割、30本塁打、30盗塁の“トリプルスリー”の大記録が確実視されるヤクルトの山田哲人内野手(23)。熱い注目を集めている。メジャーリーグ関係者が興奮気味に話す。 「すごいことになってます。彼が海外FA権を取るのはまだ当分先ですが、この活躍ぶりでは年俸がドンドン上がる。意外と早くヤクルト球団が払い切れない額になってしまうかもしれない。そうなったら……」 山田の本塁打はセ・リーグ独走の34本(16日現在。以下同)。打率(3割2分8厘)はリーグ2位で、打点88もリーグ2位と、三冠王も射程内。現在リーグ1位の盗塁(31個)と合わせて日本プロ野球初の4冠王という可能性もある。 その才能はプロ4年目の昨季、日本人右打者最多安打(193本)を記録してブレーク。試合前にこなす11種類のティーバッティングと、その相手を務める
航空自衛隊のミサイル基地建設を目的にした国有保安林の解除処分に端を発して、自衛隊の合憲・違憲問題に発展した「長沼ナイキ基地」訴訟。違憲判決は二審で覆された/1976年 (c)朝日新聞社 裁判官の仕事には大きな責任が伴う。特に「違憲判決」を下した裁判官には、多くの苦悩がつきまとう。そのひとりである元札幌地裁裁判長の福島重雄さんはこう振り返る。 「(違憲判決を書いたら)もう出世はしないだろうとは思ったね。でも、憲法76条3項に“すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される”と書いてある。僕はただ、そのような裁判官としての仕事をしただけです」 1973年9月、札幌地裁裁判長だった福島重雄(85)は、長沼ナイキ基地訴訟で「自衛隊は明らかに軍隊であり、憲法9条に反する」との判決を出した。自衛隊の存在を「憲法9条違反」とした唯一の判決だ。 しかし、この判
ゴジラが大好きな後藤さん。30年以上かけてこつこつ集めたゴジラグッズの部屋もあるこの記事の写真をすべて見る もともとは芸術一家が住んでいたという思い出の記録博物館。オリジナルキャラクターの看板が目印だ 鬼太郎グッズやサイン入り漫画本。細かいスペースも利用して展示した 「Dr.スランプ アラレちゃん」や「サザエさん」のセル画も イベントや懸賞などで集めた漫画家のサイン色紙は約40点に上 好きなアニメや漫画、映画、タレントグッズ、鉄道部品……人間はとかく何かを集めがちだ。だが、年月やお金をかけて収集したせっかくのお宝も、段ボールに入れられ、部屋の隅や押し入れに死蔵されていることの方が多いだろう。そんな趣味人にとっては夢のような空間を、東京から兵庫県朝来市に移住して実現させた男性がいる。 朝来市生野町、かつて日本有数の産出量を誇った生野銀山近くにある「思い出の記録博物館(ミュージアム)」。ここは
バルセロナは食材の宝庫!この記事の写真をすべて見る 添乗歴42年。これまでのべ2万人のお客さまを、世界各国で案内してきた原好正さん。「ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー」グランプリ(国土交通大臣賞)と「観光関係功労者国土交通大臣表彰」をダブル受賞した初の添乗員で、名実ともに「日本一の添乗員」である。その原さんが添乗員として身につけたおもてなしの極意をまとめた著書『日本一の添乗員が大切にする接客の作法』(朝日新聞出版)の中でおすすめする、何度でも食べたくなる世界の料理・ベスト3。現地に行く機会があれば、是非食べて見たいものばかり! * * * (1)ベネツィアのベネト料理 ベネツィアのあるイタリア・ベネト州の料理は、新鮮な魚介類を使った料理が有名です。素材の味を生かしたあっさりした味つけが特徴で、日本人の口にも合っていると思います。 たとえば、タコやイカ、エビ、シャコ、イイダコなどをボ
出張料理きまぐれやシェフ 吉田友則さん(45) 他人宅のキッチンで手際よく料理を準備していく(撮影/写真部・大嶋千尋)この記事の写真をすべて見る 料理の仕込みはほぼ済ませて持ち込む(撮影/写真部・大嶋千尋) アボガドの冷製ポタージュサラダ仕立てからスタート(撮影/写真部・大嶋千尋) くつろげる自宅を出ることなく何でも済ませ、充実した時間を過ごす「ウチ充」が増えている。ウチ充と同時にセレブ気分も味わうことができる「出張サービス」も人気だ。 東京・代官山の閑静な住宅街にある一軒家に、夫と3人の子どもと暮らす平山良香(よしか)さん(40)。今日は、自宅で友人の誕生日を祝うランチ会だ。キッチンで料理の準備をしているのは、出張料理きまぐれやのシェフ、吉田友則さん(45)。プロの料理だけに、味も盛り付けも見事。手料理とは別次元の美しい出来栄えだ。 「何より『自宅に料理人が来ている』という特別感がいい。
学校では教えてくれないスラング英語満載の参考書『DARK HORIZON』シリーズ。中学の英語教科書の定番『NEW HORIZON』に登場するキャラクターたちの悲惨な10年後を描く斬新なストーリーが評判を呼び、今年4月にはシリーズ2冊目も発売、一部で「クールすぎる英語本」として話題になっています。 同シリーズの著者、ブライアン・レイスさんは大学卒業後に来日、以来14年間も日本で暮らすアメリカ人。今回は、そんなレイスさんに執筆の動機や、職場環境のこだわりについて話を伺いました。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * ――『DARK HORIZON』のアイデアは、どのようにして生まれたんですか? 僕は名古屋市内の公立中学で11年間、英語の教師をしていたのですが、その当時、授業で使っていた教科書が『NEW HORIZON』だったんです。内容はいいのですが、そのま
病気の妻と暮らす芝宮さん。自身も2年前に大腸がんを患い、心配は尽きないという。取材をした高齢者は皆、「若い頃は、まさか将来、こんな生活をするとは思わなかった」と口をそろえた(撮影/高井正彦)この記事の写真をすべて見る 今、年齢を重ねてからの「貧困」が大きな問題になりつつある。それは「普通」と思われていた人々にとっても、もはや無縁の話ではない。 6月、高齢者の貧困実態を著した『下流老人』(朝日新書)という本が出た。著者で、生活困窮者を支援するNPO「ほっとプラス」代表理事の藤田孝典(33)は、下流老人を「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」と定義。現在推定600万~700万人で、高齢者人口の20%近くに及ぶという。 病気、失業、借金、離婚、介護……。貧困に陥る要因は複雑だ。藤田によれば、以前は日雇い労働者のように若い時から貧困で老後も貧困に陥るケースが多かったが、近年は
今国会の最大の焦点である安全保障関連法案が19日に成立した。ジャーナリストの田原総一朗氏は集団的自衛権の行使について線引きがあいまいだと分析する。 * * * 「戦争法案を廃棄せよ」。こう叫ぶデモ隊が14日夜も国会の周りを埋め尽くした。 15日に朝日新聞が発表した世論調査では、安保関連法案について、「賛成」29%、「反対」54%。国会での議論は、「尽くされた」11%、「尽くされていない」75%となっている。皮肉なことに、国会での審議が進むにつれて、逆に「議論が尽くされていない」という意見がどんどん増えているのである。 現に、私が司会を務めるBS朝日の「激論!クロスファイア」でも、国会議員による議論を重ねるごとに、次から次へと基本的な矛盾が浮き上がってくる。国民の多くは、安倍内閣が日本をどんな国にしようとしているのか、よくわからないのだ。 安保関連法案の柱は、集団的自衛権の行使である。昨
児童相談所に届かなかった女児の声……この記事の写真をすべて見る 10歳の女児が、長崎県を訴えた。実母と祖母から虐待を受けたのに、児童相談所が適切な措置を取らなかったとして、慰謝料50万円を求める訴訟を長崎地裁に起こしたのだ。児相にどんな不手際があったのか。 女児は2010年、自宅で母親に左肩をライターで焼かれるなどの虐待を受けたと主張。治療した病院の連絡を受けた児相は、母親を児相に呼んで指導を始めたが、2回しか姿を見せず、そのまま指導を終えていたという。 この問題を特報した長崎新聞の報道によれば、女児は母にハイヒールで顔をたたかれたり、母方の祖母から髪をつかまれて引きずられたりもした。母はパチンコに夢中で、帰宅は深夜。食事も入浴も不十分で、自宅はゴミ屋敷状態だった。 異変に気づいた父方の祖母が児相に相談しても、「証拠がない」と相手にされなかったという。女児は昨年、小学校の担任に相談。学校側
地震や津波だけが脅威ではないと思い知らされる大災害だった (c)朝日新聞社 @@写禁この記事の写真をすべて見る 関東・東北地方を突如襲った記録的豪雨。10日に鬼怒川の堤防が決壊し、茨城、栃木、宮城の3県で計8人の死者を出す惨事となった。 今回、被害をもたらしたのは、南北500キロ、東西200キロという広範囲で、積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」だ。長時間にわたって大雨を降らせた。これは首都圏の住人にとってもひとごとではない、と指摘するのは、防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏だ。 「今回の雲がもう少し南にずれていたら、首都圏も被害に遭っていたかもしれない。昨今の気候の変動で、昔では考えられなかった大水害が、高い確率で起きるようになってきている」 実際、内閣府の中央防災会議が2010年にまとめた報告書「首都圏水没」には、恐るべきシミュレーションが示されている。首都圏を流れる利根川、江戸川、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く