兵庫県姫路市で女子中学生が「ドリフト走行」の見物中にはねられ死亡した事故で、姫路署は11日、道交法違反(ひき逃げ)の疑いで運転していた無職少年(16)=自動車運転過失致死などの疑いで逮捕=を、同法違反教唆などの疑いで助手席にいたとび職少年(18)=道交法違反の疑いで逮捕=を送検した。 姫路署によると、2人は「(女子中学生が)トイレの屋根から飛び降りた」などと口裏を合わせた上で119番。車を現場近くに隠していたが、居合わせた中学3年の少年4人に事情を聴いた結果、うそが発覚した。 送検容疑は7月23日朝、姫路市の駐車場で女子中学生をはね、逃げたとしている。 同署は当初の警察官の事情聴取に対しうその証言をしたとして11日、少年4人も犯人隠避の疑いで書類送検した。