北朝鮮の国営テレビで放送された記録映画から、去年粛清されたチャン・ソンテク氏の妻でキム・ジョンウン第1書記のおばの姿が映ったシーンが削除されていたことが分かり、キム第1書記のおばは失脚した可能性が高いという見方が強まっています。 キム・ジョンウン第1書記のおばで後見人の1人とされたキム・ギョンヒ氏は、粛清されたチャン・ソンテク氏の妻で、ことし1月以降、動静が確認されていません。去年12月に国営テレビで放送されたキム第1書記の活動を紹介する記録映画には、ギョンヒ氏がキム第1書記の左側に映っていましたが、ことし2月と、15日に再放送された記録映画には、ギョンヒ氏が映っていたシーンが別のシーンに替えられ、ギョンヒ氏の姿が削除されていました。 北朝鮮はチャン氏を粛清した後、今回と同じように記録映画から削除するなど、これまでにも、国営メディアを通じて発表される映像や画像を、編集したり加工したりして失