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20年前に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の大気観測衛星「UARS」(重さ約5・6トン)が23日前後に大気圏に再突入し、その破片が地球上に落下する見通しであることがわかった。 破片の落下場所は特定できていないが、今のところ日本を含む北緯57度から南緯57度の広い範囲が対象となっている。NASAは、人にぶつかる確率は3200分の1と推計した。 NASAの発表によると、UARSは1991年にスペースシャトルで宇宙へと運ばれ、高度約580キロの軌道を周回していた。2005年に運用を停止後、徐々に高度が下がり、現在は、高度225~250キロ。 NASAの試算によれば、機体の大部分は大気圏突入時に燃え尽きるものの、最大158キロ・グラムの構造物を含め、部品26個(計532キロ・グラム)が燃え残り、地球上へと落下する。落下日時は23日前後。落下地点を特定するの難しいが、破片は800キロ四方の範囲
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