記事一覧 左向きのカレイに料理人びっくり 三国の旅館で見つかる (2014年5月14日午後6時20分) 上が見つかった左向きのカレイ。下は通常のカレイ=福井県坂井市三国町米ケ脇の荒磯亭 福井県坂井市三国町の料理旅館・荒磯亭で「左向き」のカレイが見つかり、料理人や鮮魚店を驚かせている。 体長約25センチ、重さ250グラムの若狭ガレイ(ヤナギムシガレイ)1匹。10日に仕入れた約20匹の中にあった。「左ヒラメに右カレイ」というように通常、腹を手前にして左向きならヒラメ、右向きならカレイと見分ける。このカレイは左向きだった。 料理長の本橋卓士さん(38)らが調理の下準備で包丁を入れようとしたところ、内臓が本来の位置になかったため気付いた。本橋さんは「20年料理人をしてきたが初めて」。仕入れ先の鮮魚店も過去に扱ったことがないという。同旅館ではこのカレイを冷凍保存しており、今のところ料理に出す予定