新型コロナウイルスの影響でマスクを着ける機会が増える中、口元やほおの肌荒れで医療機関を受診する人が急増しています。 都内にある複数の皮膚科のクリニックなどによりますと、多くの人がマスクを着ける機会が増えた、ことしの春ごろから、肌荒れなどの症状を訴えて受診する患者が急増しているということです。 このうち東京 渋谷にある「代々木上原皮膚科クリニック」では、ことし3月から今月23日までに、マスクによる肌荒れを訴えて118人が受診していて、去年の同じ時期の6人に比べて20倍近く増えたといいます。 症状としては、口元やほおの肌荒れやニキビのほか、マスクのひもが耳に当たって痛むといった例が多いということです。 詳しい原因はわかっていないということですが、マスクと肌がこすれたりムレたりすることで、角質がはがれ、皮膚が硬くなるなどして肌荒れにつながっているとみられるということです。 対策としては、自分にあ