JavaScriptからローカルファイルシステムへのアクセスを可能にするFile APIに関する仕様のドラフト文書が、Web標準規格を策定するW3Cに提出されたそうだ(Ars Technicaの記事、ドラフト文書)。 File APIを利用することで、たとえばローカルのテキストファイルを読み込んでテキストエリアにその内容を入力する、といった処理がクライアントサイドだけで実装できるようになる。また、セキュリティ的な問題を発生させないよう、フォームの<input type="file">要素でユーザーが指定したファイルのみにアクセスできるような制限が課せられているとのこと。 JavaScriptの可能性が大きく広がるのは歓迎できるが、セキュリティ面が考慮されているといってもちょっと怖い面があるのも否めない。あとはIEの対応ですかね……。