ネット配信番組もTV並み規制必要 国の研究会が将来像 ネット配信される番組にもテレビ放送並みの規制が必要になる――総務省の研究会が19日、そんな規制案を提示した。通信・放送メディアを社会的影響力に応じて3種類に分け、将来、ネット番組にも政治的公平性の確保など規制の網をかぶせる内容だ。 「通信・放送の総合的な法体系に関する研究会」(座長・堀部政男・一橋大名誉教授)が中間報告で、11年施行を目指す新法でのメディア区分として盛り込んだ。 不特定多数に情報を送る通信・放送メディアについて、電波かインターネットかといった送信手段ではなく、社会的影響力で分けてコンテンツへの規制を提案。規制が強い順に、現行の地上波テレビ局が含まれる「特別メディアサービス」、CS放送やケーブルテレビ局などを想定した「一般メディアサービス」、その他の「公然通信」の3種類に分けている。 長文のため続きは>>2以降