この運動の構造は、保守と保守との世代交代の戦いなのだなと分かった。 若い保守と、年老いた保守とのジェネレーションギャップ、既得権益と新しい権益の奪取の問題なのだと。 マイノリティとマジョリティの共闘はない。 マイノリティがマジョリティに立ち向かったのでもない。 社会の中心と社会の中心がぶつかっているのを、眺めているマイノリティがいて、そのマイノリティが、このままだとマジョリティとの違いそのものに殺されると思って、差異を言及しては「小さな差異」は気にせずワンイシューのもとに戦おうと誤摩化される。 誤摩化されると言うか、マイノリティはそもそもお呼びではなかった。だから、マイノリティの提言は、すべてノイズとして扱われる。 あってはならないものだから。 マジョリティとマジョリティの戦いに、マイノリティが混ざれるはずがないのではないか。 それを、わたしたちは間違えた。 知らなかった。 まさか、新しい