BMWがFIMスーパーバイク世界選手権(SBK)参戦のためのホモロゲーションモデルとして開発を開始したスーパースポーツモデルである。並列4気筒エンジン、チェーン駆動、フロントのマルゾッキ製倒立式フォークなど、これまでのBMWのオートバイの設計思想から離れ、他社既存のスーパースポーツモデルに近い設計思想で開発されている。レース参戦前提のモデルということもあり、チタン製のバルブやロッカーアーム、トラクションコントロールシステム、レース仕様ABS、オートシフター、モード切替が搭載されており、レース向けフルパワー化によってゆうに190馬力を超えるなど、日本メーカーのスーパースポーツモデルを超える高性能マシンに仕上がっている。日本でもBMW Motorrad JAPANから2010年1月より販売が開始されている。 なお、2012年のロードレース世界選手権(MotoGPクラス)のレギュレーション変更に