田中角栄首相の誕生 佐藤栄作首相の後継を狙って、1972年7月5日の自民党大会でいわゆる「三角大福」、三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫の4人が立候補し、「角福」の上位2人の決選投票で、田中282票、福田190票と田中角栄が圧勝した。 吉田茂から佐藤までの首相は、石橋湛山以外、いずれも帝国大学卒業で、鳩山一郎・片山哲以外は高級官僚出身であったのに対して、田中は小学校卒という学歴だったが、抜群の頭脳と行政、法律上の知識、そして党内外の人心収攬、官僚の操縦に長けていて、「コンピュータ付きブルドーザー」と称されていた。また「庶民宰相」として、首相になった直後の支持率は62%と、戦後最高であった。 そして田中は総裁選の直前に『日本列島改造論』(日刊工業新聞社)を出版してベストセラーとなっていたが、田中のコンピュータ的発想や政策を解く鍵は、実は彼の幹事長時代の体験にある。 67年4月15日、東京
note.mu このひとりの女性の決断に対して、「はてなブックマーク」でのコメントが容赦なさすぎる、ということで、友達が苦言を呈し、それがまた炎上し……という流れになっているようです。 ちなみに、最初のエントリに対するブックマークコメントというのは、こんな感じ。 b.hatena.ne.jp で、苦言を呈している、彼女の友人のブログがこちら。 aitabata.hatenablog.com そのブックマークコメント。 b.hatena.ne.jp 僕がこの最初の女性の『note』を読んで思ったのは、「まあ、好きにやればいいじゃん、まだ若いんだし」ということでした。 そもそも、こんなに叩かれるような話かね。 僕が「メジャーリーガーになるために、仕事をやめて野球をやる!」とか突然言ったら「オッサン、自分の年と現実を考えろよ!」とバッシングされても当然、ではあると思いますが、この人は、これまで競
2016年2月25日、世界をログする書き起こしメディア、ログミーが初のリアルイベント「ログミーLIVE」を開催しました。第1回目のテーマは「働き方」。1人目の登壇者、ギットハブ・ジャパンの堀江大輔氏は、同社が最も大切にしている“幸せの最適化”という価値観を紹介。その上で、社員の半数以上がリモート勤務を導入するGitHubのワークスタイルについて語りました。 第1回 ログミーLIVE「GitHubの働き方」 堀江大輔氏(以下、堀江):今日はGitHubがどういう働き方をしているか、どうしてそういう働き方をしているかを紹介しようと思っています。 いきなり言い訳から始めるんですけど、花粉症がすごいひどくて、じゃあ薬を飲もうと思ったら、いつも以上にとろんとしていて、忘れそうなのでここにコンピューターを置いておきます。 堀江氏のプロフィールとGitHubの社風 まず自己紹介なんですけど、私、堀江大輔
「アラブの春」とは何だったのか?〜革命の希望はこうして「絶望」に変わった あれから5年、メルトダウンする中東 文/末近浩太(立命館大学教授) あの熱狂から5年が経った。 2011年の中東における非暴力の市民による民主化運動「アラブの春」。長年にわたって続いてきた独裁政権がドミノのように次々に倒れていく様子は、世界史に残る大事件として、また、市民が政治の主役となる新時代の到来を告げるものとして歓迎された。世界にとって、中東は希望の象徴となった。 ところが、それから5年。中東は今、未曾有の混乱のなかにある。民主化の停滞はもとより、独裁政治の復活や内戦の勃発、そして、「イスラーム国(IS)」の出現と、中東の状況は「春」以前よりも確実に悪くなっている。 独裁、内戦、テロは、中東にとって何も目新しいものではない、との見方もあるだろう。だが、今日の中東の混乱は、これまで経験したことのないようなスケール
「サイクス・ピコ協定」が生んだ中東の混乱 イラクのサダム・フセイン大統領がまだ生きていたころ、彼が少数民族クルド人の集落を爆撃したり、化学兵器で攻撃したりしてしているというニュースがドイツでよく流れた。 報道内容の信憑性はともかく、クルド人とイラク政府との確執が深いことは確かだ。当然のことながら、戦闘の歴史も長い。しかし、しょっちゅう殺戮が行われているにしては、クルド人が絶滅しそうだという話は聞かず、ふと、クルド人というのは実はたくさんいるのではないかと思ったことを覚えている。 後で知ったところによると、本当にクルド族は少数民族ではなかった。その数、2500万から3000万人だそうだ。台湾やオーストラリアの人口より多い。スイスやイスラエルに比べると3倍以上にもなる。そして、現在、最高にこんがらがっているシリア内戦の鍵を握っているのが、実はそのクルド人なのである。 もともとクルド人は、クルデ
スカイネット (Skynet) は、映画『ターミネーター』をはじめとした映画『ターミネーターシリーズ』に登場する架空のAIコンピュータ、およびその総体である。 概要[編集] 自我を持ったコンピュータとされており、設定の細部については作品間で相違が見られる(過去への干渉の結果、歴史が変わったためとも受け取れる)。自己存続のために最高の優先順位で活動するように設定されており、自らを破壊しようとする存在である人類の殲滅を目的とする。 シリーズにおける最終・最大の敵となる存在だが、当初は黒幕として直接目に見える形で現れることはなかった。しかし、小説『新ターミネーター2』以後から具体的行動や言動が描写されるようになってきている。 『ターミネーター』(1984年公開。以降、『T1』)および『ターミネーター2』(1991年公開。以降、『T2』)では、軍用コンピュータネットワークの基幹コンピュータとして描
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