「シバガス」とも呼ばれ、吸い込むと高揚感が得られる指定薬物の「亜酸化窒素」を密輸しようとしたとして都内の男子大学生が逮捕されました。大学生が注文しオランダから届いた箱にはガスを詰めた小型のボンベが400本以上入っていたということで、警察は転売目的だった疑いもあるとみて調べています。 亜酸化窒素はシバガスとも呼ばれ、医療現場で麻酔として使われていますが、吸い込むと高揚感が得られるため乱用が懸念され、3年前から所持や販売などが禁止されました。 今回、税関の検査で見つかり押収された段ボール箱にはガスの詰まった小型ボンベが400本以上入っていて、警察の調べに対し松下容疑者は「旧正月に訪れた中国で吸った。日本でも吸いたくてネットで注文した」などと容疑を認めているということです。 警察は、密輸しようとした量が多いことから転売目的だった疑いもあるとみて詳しく調べています。