つい最近の日本の内閣府による調査で、「孤独死を身近に感じる」が高齢者の割合が4割に及ぶという報告を読んだ。そのことについて思い当たったことがあった。 自分の子がどんな大人になってなってほしいか?という、親に対する国際的なアンケートに関する報道が5年以上も前にされていて、多くの国の親が、第一に「独立、自活できる子に!」と希望していた。日本だけ「他人に迷惑をかけない子になって欲しい」「優しい子に!」というのがトップになっていた。 つまり「日本人にとって、他人に迷惑かけないで生きていくのが一番理想的な人間」ということになる。 私なりに解釈すると、他の国では、自活し自分の人格がオンリーワンになることが目標である。どっちみち長い人生、他人に迷惑かけないで生きていくことはできないのだから、人格形成の過程で、なるべく迷惑かけないように生きる教養と、そのような時々で対処していく能力があればよい。つまり、「