約1時間、ひたすら「貨物列車の走行音」に耳をすます――。北海道のFMラジオ局・FM北海道が22日、各地を走る貨物列車の走行音や駅構内の音などを集めた番組「JR貨物 presents Sound of Train 特別編」を放送する。流れる音源は、番組のパーソナリティーが自ら貨物列車に同乗して録音した。ラジオなのに音楽が流れない「異色の番組」だ。【今井美津子】 「JR貨物 presents Sound of Train」は2022年10~12月の3カ月間、道内のローカルで、月~金曜の深夜に放送されていた5分間の番組。ナレーションは、タイトルコールと走行場所などの短い説明があるだけだ。リスナーは、ただ列車の走行音や乗務員の指さし確認の声、汽笛の音などを楽しむ。番組は、JR貨物からの「貨物列車の音で番組を作れないか」という提案から始まったという。
![1時間、ひたすら貨物列車の走行音 22日にFM北海道で特別編放送 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f9ff5f3823e3bd51bac0fec278e072b4348d3c7e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2023%2F01%2F20%2F20230120k0000m040388000p%2F0c10.jpg%3F1)