今年の4月に『Mythical Unit Test Coverage』(ユニットテストカバレッジの神話)という論文が出ました。ソースコードの品質指標として言及されることの多いコードカバレッジについて、先行研究を整理したうえで、商用の大規模ソフトウェアにおける追加検証をしたものです。IEEEのサイトでも全文公開されています。 Mythical Unit Test Coverage - IEEE Journals & Magazine 長い論文ではないのですが、わたしには論理展開のわかりづらい部分があったので、整理してみました。 アブストのアブスト 「リリース前にどれだけのテストをすべきか」というのはずっと問題。 テストの十分性の指針として、Ericssonで長年使ってきたユニットテストのカバレッジのクライテリアを検証した。 結果として、ユニットテストカバレッジは、欠陥のないソフトウェアを作る
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