ブックマーク / xtech.nikkei.com (40)

  • Webプロキシを利用したフィルタリングの回避は安全か

    インターネットの利用を制限する企業,学校,政府機関が増えている。たいていの場合,ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「MySpace」「FaceBook」や,ギャンブル,ショッピングなどのWebサイトに対するアクセス禁止を定めたルールを設けている。 ただし,このようなインターネットのアクセス・フィルタリングを回避できる技術的手法がかなりの勢いで増えている。匿名プロキシ(別名:Webプロキシ)などのサービスは,インターネットのアクセス阻止システムを避ける手段として非常にポピュラーになってきた。 だが,これらのサービスそのものは安全なのだろうか。答えは「No」だ。 誰もが匿名プロキシを立ち上げ,第三者に公開して使用してもらえる。Webプロキシのリストは,どの検索エンジンでも簡単に見つかる。これらのプロキシ・サービスは悪用の危険性があり,故意にプロキシ上でデータが傍受され,オンライ

    Webプロキシを利用したフィルタリングの回避は安全か
  • Windows Vista,ユーザーを悩ませる「10の厄介事」

    Windows Vista,ユーザーを悩ませる「10の厄介事」 ソフトおよびハードの非互換性,失われる設定,そして手ごわいUAC こんな宣伝文句を耳にしたことがあるだろう。曰く,「Windows Vistaはデスクトップの新しい標準です!」「Vistaの販売数が4千万に到達しました!」「VistaはMicrosoftが贈る最高のデスクトップOSです!」。しかし,オフィスを見渡しても使っている人は誰もいない。やがてあなたはVistaの正式な人柱となり,すぐに同僚を驚かせる(または同僚と共有する)多くの厄介事に直面することになる。私が選んだVistaの厄介事のトップ10を以下に挙げる。 第10位:アプリケーションの非互換性 これは疑いなくVistaのアキレス腱である。特に既存のマシンのアップグレードを行う場合は致命的である。ビジネス環境でOfficeなどのアプリケーションを動かすのであれば

    Windows Vista,ユーザーを悩ませる「10の厄介事」
  • 特定のユーザーだけにフォルダを公開したい

    ネットワークを構築する理由の一つは,複数のユーザーによるデータの共有です。職場などで,複数のメンバーがファイルを共有したり,普段使用している自分のコンピュータ上のファイルをほかのコンピュータから利用したりする際に「共有フォルダ」を使うことは,多くの場面で見られます。 共有フォルダには,ユーザーやグループ単位でのアクセス制限を設定するのが一般的です。これにより,関係がないユーザーは共有フォルダへアクセスできなくなります。 ただし,この方法ではアクセス権の有無にかかわらず,共有フォルダが同じネットワーク上の全員の「マイネットワーク」に表示されてしまいます。つまり,不特定多数の人に共有フォルダの存在が知られてしまうことになり,不正アクセスの対象となり,被害を受けることにもなりかねません。 このような事態を未然に防ぐ方法として,「マイネットワーク」の一覧に表示されない共有フォルダを作成する方法を紹

    特定のユーザーだけにフォルダを公開したい
  • 第5回 OpenLDAPかActive Directoryか[前編]

    第3回および第4回の「WindowsLinuxか」で見たように,Linuxなどの無償UNIX風OSを活用すれば導入コストを抑えることができる。このときもう一つ選択に迷うことになるのが,ユーザーやコンピュータなどのネットワーク資源を一元管理するディレクトリ・サービスである。 UNIX風OSで広く使われているのは,オープンソースの「OpenLDAP」。Windows Serverなら「Active Directory」である。ユーザー管理の面では,機能差はない(図1)。ただポリシー管理の簡単さとGUIの使い勝手という操作面では,Active Directoryに軍配が上がる。ここを見極めれば,OpenLDAPを用いたコスト削減の道が開けてくる。 図1●OpenLDAPとActive Directoryの標準機能 ユーザーの集中管理に関する機能に限ればOpenLDAP単体で事足りる。Activ

    第5回 OpenLDAPかActive Directoryか[前編]
  • 第4回 Windows Vistaが搭載する近隣探索プロトコル「LLTD」

    レイヤー2のプロトコルで近隣ノードを自動検知する仕組みは,米マイクロソフトも提供している。Windows Vistaが搭載する「LLTD」(link layer topology discovery)である。Vistaの「コントロール パネル」で「ネットワーク マップ」を起動したときに表示されるトポロジは,LLTDで取得した情報を基に描画している。 Vistaから各機器に情報を要求 LLTDはLLDPと同じレイヤー2の近隣探索プロトコルだが,仕組みは大きく異なる(図1)。LLDPのように一方的に情報を送り付けるのではなく,トポロジを描画するMapper(Vista)と管理対象となるResponder(ネット家電など)の間で相互にメッセージをやり取りする。ユーザーがネットワーク マップを起動すると,Vistaは探索フレームをブロードキャストで送信する仕組みになっており,Responderが管

    第4回 Windows Vistaが搭載する近隣探索プロトコル「LLTD」
  • [ユーザーの一言]「4種類のバージョン混在、こう乗り切った」

    97、2000、XP、2003…何かとユーザー企業の頭を悩ませる、Office製品の「バージョン違い」問題。ラフォーレ原宿は「SoftGrid」を利用することで、1台のパソコンで4つのバージョンのOffice製品を同時利用できる環境を構築した。同社の木島信宏氏に、導入の経緯とメリットを聞いた。 木島 信宏 氏 ラフォーレ原宿 業務企画ディビジョン マネージャー 当社の情報システムには,マイクロソフトのExcelやOfficeのバージョンが4種類も混在している。「97」「2000」「XP」「2003」である。しかし、「SoftGrid」というツールを利用することで、1台のパソコンで複数のバージョンを同時利用できている。 なぜ4種類ものバージョンが混在してしまったのか。ラフォーレ原宿を代表とするショッピングセンターの開発や運営などを手がける当社は、会員管理や売り上げ分析といった基幹業務システム

    [ユーザーの一言]「4種類のバージョン混在、こう乗り切った」
  • 第3回 通用しなくなった「80番ポートの安全神話」

    セキュリティ対策の基の一つに,ファイアウォールに余計な“穴”を開けないというものがある。それでも,WebアクセスのプロトコルであるHTTPが使う80番や8080番,SSLで使用する443番などは,ふさぐことのできないポートだろう。しかし最近は,この80番などを使ったWeb経由の攻撃が後を絶たない。開けているのが80番などの基的なポートだけでも,安心とは言えないのだ。 ボットを制御するIRCがWebのフリをする 最近,多くのパソコンに感染が広がり,セキュリティ上の大きな脅威となっているものにボットがある。ボットとは,「ロボット(Robot)」から派生した言葉で,感染パソコンをロボットのようにリモート・コントロールする不正プログラム(ウイルス)の総称である。また,ボットが構成するネットワークの総称を,ボットネットと呼ぶ。ボットネットは,ハーダーと呼ばれる悪意を持った第三者の指示により,DD

    第3回 通用しなくなった「80番ポートの安全神話」
  • IPsecらくらくマスター

    IPsecは,インターネットを介して安全にパケットをやりとりする「インターネットVPN」の定番技術である。その一方で,“最大の難関プロトコル”としても知られている。そのため苦手意識を持っている人も多いのではないだろうか。特集では,ルーター間のトンネル通信という定番のケースに絞り,ここでやりとりされる10個のパケットの理解に全力を傾ける。“日経NETWORK流”の理解法でIPsecをらくらく攻略しよう。 作戦編:難しい理由を探ったら攻略法が見えてきた 実践編:IPsecの利用を実感,設定項目はたったの五つ 攻略編:全体をつかんで逆から見る,日経NETWORK流で理解しよう これで完璧! IPsecのやりとり完全版

    IPsecらくらくマスター
  • Windows Vistaの人気

    Windows Vistaは,マニア層の一部に評判が悪い。主な主張は「遅くて重い」「互換性が低い」というものだ。確かに,Windows Vistaが動作するための最低要件は厳しい。5年前のOSであるWindows XPにとっては十分なスペックであっても,Windows Vistaには十分ではない。 確かに,十分なリソースがあればWindows Vistaは決して遅くない。それどころか,Windows XPに比べて,かなり高速に動作する。しかし,このことは「新しいPCを買うまでVistaを買うな」と言っているに等しい。少なくとも「古いPCでは遅くて重い」ことは確かだ。互換性についての問題も確かにある。互換性ツールキットもあるが,使いこなすのは結構難しい。UACやネットワーク管理画面など,操作面での戸惑いも大きいだろう。 ところが,こうしたハードルにもかかわらず,Windows Vistaの導

    Windows Vistaの人気
  • Windows Vista SP1で追加されるInstant Search関連の変更について,知っておくべきこと

    Windows Vista SP1で追加されるInstant Search関連の変更について,知っておくべきこと 米国政府といくつかの州を相手とする,Microsoftの反トラスト法をめぐる歴史的な戦いは,ソフトウエア界の巨人の決定的な勝利で幕を閉じた,というのが一般的な認識である。2002年の和解は,Microsoftにとって有利なもので,同訴訟の和解命令で要求された事柄の中に,重要なものはほとんどなかったようである。しかし,この戦いの結果,Microsoftが別の会社に生まれ変わったことは,今でははっきりしている。そして,近年における同社の,昔よりも親切で優しい姿は,先述した訴訟の和解が期待通りの成果を上げていることを示唆している。 最近では,Windows Vistaがそのことを示すわかりやすい例だ。2006年に同OSが完成する前の数カ月間,Microsoftは裁判所から要求されたわ

    Windows Vista SP1で追加されるInstant Search関連の変更について,知っておくべきこと
  • 「さよなら,マイクロソフト」を始めよう:ITpro

    5月24日,日新聞協会主催のセミナーで講演するため大阪に向かった。京都駅の手前で渡る鴨川には,もう川床(かわどこ)が設けられていた。川床は河畔の料亭が川の上まで張り出した桟敷で,川風にあたりながら料理を楽しむことが出来る。初夏のさわやかな風に吹かれるのは気持ちがいいことだろう。帰りに立ち寄りたくなった。 日新聞協会は新聞倫理綱領を制定し実践する自主組織として,全国の新聞,通信,放送各社が1946年に創立した社団法人で,約140社から構成されている。活動の一環として各種のセミナーや研修を行っている。今回のセミナーはIT部門の方が対象で,全国から100人あまりの方が参加していた。筆者の講演テーマは「Web2.0/NGN時代の企業ネットワーク」。副題が面白い。“「さよなら,マイクロソフト」が始まった”だ。今回はこの講演のエッセンスを紹介したい。 “ワクワク感”がなければ始まらない 筆者はこの

    「さよなら,マイクロソフト」を始めよう:ITpro
  • ITエンジニアの「やってはいけない」---目次:ITpro

    設計・実装から運用,メソドロジまで,最新アンチパターンを徹底解説 先輩から教わったことのなかに多くの「やってはいけないこと」(アンチパターン)があるだろう。だが,その理由を問われると,うまく説明できないことがあるのではないだろうか。突き詰めて考えると,状況によっては「やっても構わない」こともあるし,技術の進化に伴い「やれるようになってきた」こともある。そこで設計,実装,テスト,運用,メソドロジの各分野について,取材を通じて浮かび上がった最新アンチパターンを徹底解説する。テーマごとに「どれくらいやってはいけないか」のレベルも表した。レベル3~レベル1の3段階あり,レベルの数字が大きいほど,やってはいけない度合いも大きい。 関連サイト: ■設計編 ■メソドロジ編 ■実装編 ■テスト編 ■運用編 ■サーバー運用編 ■データベース編 ■セキュリティ編 ■記録メディア編 ■方式設計編 ■内部統制編

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  • 2000人の調査で判明した「経営とITの距離」とシステム担当者の辛さ

    あらかじめお断りしておくが、稿の内容は暗い。しかも記者が好き勝手に何かを書いているわけではなく、2000人を超える回答を得たアンケート調査に基づく論考である。前々からそうでないかと思っていた、暗い仮説がこの調査によって裏付けられてしまった。しかも、問題があることを確認できただけで、解決策は見い出せない。読者の皆様は、そういう記事であることを了承された上で、ここから先を読んでいただければと思う。 暗い仮説とは、企業の経営者や管理職と情報システム担当者の間に相当な距離がある、ということだ。22年間、情報システム関連の記者をやってきて、常に気になっていたテーマが「経営とITの距離」であるから、仮説というより取材に基づく実感と言うべきかもしれない。 それでは、暗い調査結果をお伝えしていく。調査のテーマは、「経営とIT」ならぬ「経営とPC」である。経営とITサイトと日経BPコンサルティングが、管理

    2000人の調査で判明した「経営とITの距離」とシステム担当者の辛さ
  • Vistaネットワークの勘所

    登場から半年が過ぎ,企業ネットワークに浸透し始めたWindows Vista。足回りを一変させたVistaを上手く使いこなせば,XP時代の企業ネットより構築・運用作業を効率化できる。Vistaパソコンの検討や社内導入に先立ち,ネットワーク担当者が押さえておきたい三つのポイントを解説する。 第1回 2000/XPとの違い 第2回 ファイル共有のコツ(前編) 第3回 ファイル共有のコツ(後編) 第4回 一変する運用管理(前編) 第5回 一変する運用管理(後編)

    Vistaネットワークの勘所
  • SnijhS aguseg ITpro

    「ドメイン名の所有者情報だけじゃ物足りない」,「フィッシング・サイトでないかどうかを確かめるためにWebサイトの情報を洗いざらい調べたい」という場合は,aguse.netを試してみよう。aguse.netは,調査したいサイトのURLや受信したメールのヘッダーを入力することにより,関連する情報を表示するサービスを提供している。 例えばWebサイトのURLを指定すると,ドメイン名情報のほか,Webサイトのページ写真から,実際に表示されるURL,サーバーの所在地までを表示してくれる(写真1)。サーバーの所在地は地図付きの画像で表示してくれる。これらの情報は,aguseが独自に集めた情報で,Webページ画像は7日ごとに取得している。 写真1●WebサイトのURLを指定すると,ドメイン名情報のほか,Webサイトのページ写真から,実際に表示されるURL,サーバーの所在地までを表示 [画像のクリックで拡

    SnijhS aguseg ITpro
  • 高田直芳の「ITを経営に役立てるコスト管理入門」

    このコラムは,コスト計算やコスト管理の話題を中心に,企業の経営層が身に付けるべき「基礎知識」を紹介しています。自分自身に会計のノウハウがなければ,部下がExcelで作った資料に踊らされるだけ。経営者たるもの,「裸の王様」とならないために──。これが,このコラムの隠れたテーマと言えるでしょう。 ■高田 直芳 (たかだ なおよし) 【略歴】 公認会計士。某都市銀行から某監査法人を経て,現在,栃木県小山市で高田公認会計士税理士事務所と,CPA Factory Co.,Ltd.を経営。 【著書】 「明快!経営分析バイブル」(講談社),「連結キャッシュフロー会計・最短マスターマニュアル」「株式公開・最短実現マニュアル」(共に明日香出版社),「[決定版]ほんとうにわかる経営分析」「[決定版]ほんとうにわかる管理会計&戦略会計」(共にPHP研究所)など。 【ホームページ】 事務所のホームページ「麦わら坊

    高田直芳の「ITを経営に役立てるコスト管理入門」
  • IE7対策は万全ですか--アプリで動作トラブルの不安 きちんと動くと期待してはいけない:ITpro

    IE7の配布が始まったのは2006年11月のこと。それから半年。企業のシステム担当者は自社で管理しているWebアプリケーションのIE7対応を真剣に考えなければならない局面を迎えようとしている。 これまでも,ブラウザのバージョンが変わるごとにシステム管理者はWebアプリケーションの修正を余儀なくされてきた。ブラウザごとにWebアプリケーションの表示や挙動の特性が違ってしまうからだ。ユーザーを戸惑わせるばかりか,場合によってはWebアプリケーションが動かなくなることがある。IE7も例外ではない。むしろ,IE6の登場から5年を経たリリースだけに,変更点はいっそう多く,対応は必ずしも容易ではない。富士通の「Vista・IE7対応室」(社内対応),「Vista・IE7対策室」(顧客向け)のように,ベンダーが一時的にIE7対応の専任部隊を設ける例さえある。 現状では,ユーザーが自らダウンロードしてイン

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    e493
    e493 2007/07/17
    IE7でのビジネスアプリ社内・外サービス対応 IE7対策は万全ですか--アプリで動作トラブルの不安
  • Vistaネットワーク完全ガイド

    いよいよ登場した「Windows Vista」。多くの読者がいずれは触れる最新Windowsだ。3D表示の“Aero”の影に隠れがちだが,Vistaのネットワーク機能は大きく生まれ変わっている。気になる疑問を洗い出し,日経NETWORK流に解説してみよう。 第1回 Vista時代の到来でネットワークは大きく変わる 第2回 ブロードバンド向けにTCP通信を強化 第3回 IPv6を前提に再設計NetBIOSなしでも動作する 第4回 管理者権限をOSで制限タスク・マネージャも改良

    Vistaネットワーク完全ガイド
  • “未熟な傑作マシン”だった「iPhone」,使ってみて初めて分かった実像

    6月29日の発売当日に「iPhone」を入手してから数日が経過。使い方にも慣れてきたことで,iPhoneの実像が見えてきた。それを一言で表すとすれば「未熟な傑作マシン」ということだ。 現時点でのiPhoneは,テキストのコピー&ペーストができないといった致命的な問題があり,決して満点を与えられる製品ではない。しかし,「マルチタッチ・スクリーン技術」を利用した革新的なユーザー・インタフェースなど,これまでの携帯電話やPDA(携帯情報端末)では考えられなかった新鮮な機能が数多くある。「iPhoneは世界の携帯電話を一変させる潜在力を有している」。実際にiPhoneを使ってみて,改めてそう感じた。 映画のワンシーンに誘うユーザー・インタフェース iPhoneのさまざま機能を紹介する前に,まずはiPhone最大の目玉であるユーザー・インタフェース(UI)の話から始めたい。 「なぞる」「スクロールす

    “未熟な傑作マシン”だった「iPhone」,使ってみて初めて分かった実像
  • 仮想化を縛る「ライセンスのくびき」

    Windows Vistaが発売されて半年余り。いわゆるボーナス商戦も近づいており,そろそろWindows Vistaパソコンを買おうと思ってもおかしくない時期である。しかし筆者は,パソコンの新調を思い浮かべると,どうも気持ちがウキウキしない。理由ははっきりしている。アプリケーションやデータの移行の「面倒さ」が,気持ちをなえさせるのだ。 アプリケーションやデータを,Windows Vistaパソコンに移行する手間は,想像するだけで頭が痛くなる問題だ。移行作業は,新しいマシンにアプリケーションを再インストールして,マイクロソフト純正の「移行ツール」を使うだけでは終わらないだろう。古いパソコンの「Documents and Settings」フォルダの内容を,Windows Vistaの「Users」フォルダにコピーするだけでも済まないはずだ。 古いアプリケーションとデータはどう移行する? ユ

    仮想化を縛る「ライセンスのくびき」