2010年5月17日のブックマーク (8件)

  • ドルイドのすすめ | Palace of StarLight

  • 第3幕『勿忘奏楽』その10: プレイレポートbyたきのはら

    ――ありがとうございました ぼう、と霞みながらもまだ形を保った三姉妹は、一行の前に深々と頭を垂れた。 ――御箱様が壊れても私たちがまだ形を保っているのは、きっと麗が私たちのことを思うていてくれているからでしょう。けれどその思いの力が及ぶのも今しばらくのこと。もう私どもは消えねばなりませぬ ――私たちが過ちをおかす前に御箱様の力を断ってくださったこと、当にありがたく思います。けれど、心残りは麗のこと ――あの娘は私達を当の姉妹と思っておりましたでしょう。御箱様の力で自らの元に呼び返されたものだと。それが突然いなくなってしまっては、あの娘はどんなにか心を痛めましょう ――それに盲いて老いた女ひとり、この先どうやって生きてゆけましょう 「それについては、案ずることはない、おれたちが引き受けた」 今にも風に吹き散らされそうになる霞のような姿に、吉野があわてて大声を上げた。引き受けたといって、で

  • 第3幕『勿忘奏楽』その9: プレイレポートbyたきのはら

    「では、次は“おんばこさま”とやらか」 吉野の声に急かされるように一同、足元のおぼつかない中を奥へ奥へと進む。と、 「ふむ、いかにも怪しげな」 「陰の気が塊になってあふれ出して来おるわい、なんと忌まわしい」 でこぼこの岩と砂の上に滑らかな石舞台が築かれていた。 昔は海神を祭っていたものか、舞台の四隅には柱が立ち、注連縄をかけるようにもなっている。が、注連はとっくの昔に腐って落ちてしまい、名残りのわら屑がいくらか散るばかり。 舞台の奥には祭壇のごときものが設えられ、その上に何やら載っている。そうして来ならば聖域なのであろう石舞台からは、もはや耐え難いほどの瘴気、陰の気配がむんむんと立ち込めてくるのである。 「あれか」 「だろうな」 吉野と鬼龍は顔を見合わせ、一瞬置いて吉野がずいと石舞台に足を踏み入れた。 柱の内側には分厚く塵が積もり、吉野の、続いて鬼龍の足跡だけが点々とついてゆく。あの磯女

  • 12日の転倒について: 衆議院議員 三宅雪子オフィシャルブログ     雪子のDO MY BEST

    こんにちは。三宅雪子です。 12日の内閣委員会で起きた転倒騒動では、多くの皆さんにご心配をおかけし、心外な展 開とはいえ、結果的にお騒がせしたことをお詫び申し上げます。 この間、励ましやご忠告などたくさん頂戴し、当にありがとうございました。 それにしても、私がただ転倒したことが、これほどマスコミに取り上げられることになるな ど、まったく思いもよらぬことでした。 また、負傷した上にパフォーマンスだなどと、いわれなき批判も受け、当に驚き、かつ悲 しく思っています。また、現在、事実確認や取材もなく、私にとっては思いもよらない報道、 コメントがされてることがとても残念でなりません。 この機会に、きちんといくつかの事実だけをお伝えしておきたいと思います。 まず第一に、当日私は所属の厚生労働委員会に出席していましたが、流会になったた め、急遽、応援を要請され、内閣委員会の議場に行きました。着いたと

    e_tacky
    e_tacky 2010/05/17
    「背後から不意に押されて前のめりに倒れる格好となったわけです」から、誰に押されたのかは、後から確認したわけだ。「原因となった議員」が誰か、客観的証拠があるのなら、それを示せば万事解決なのでは?
  • 鳥取県史ブックレット『織田vs毛利 ―鳥取をめぐる攻防―』/とりネット/鳥取県公式サイト

    いわゆる「秀吉の鳥取城攻め」は、従来、江戸時代の軍記類を中心に語られていました。これらの書物は信憑性に疑問があり、また鳥取城の攻防にのみ関心が集中し、この戦争の全体像は明らかでありませんでした。 このブックレットは、同時代の確実な史料にもとづいて、山陰地方全体さらに日海を含めた広い範囲を視野に、新たな視点で織田・毛利戦争の全体像に迫ったものです。 刊行 平成19年6月 頒布価格 500円 体裁 A5版 96ページ 著者 岡村 吉彦 頒布窓口 次の各窓口で頒布します。 鳥取県立公文書館(鳥取市尚徳町101) 鳥取県庁県民参画協働課(鳥取市東町1丁目220 庁舎1階) 八頭県土整備事務所建設総務課(八頭郡八頭町郡家100) 中部総合事務所県民福祉局(倉吉市東巌城町2) 西部総合事務所県民福祉局(米子市糀町1丁目160) 日野振興センター日野振興局(日野郡日野町根雨140-1) 委託販売窓口

  • 時事ドットコム:鳩山首相の沖縄再訪「意味がない」=稲嶺名護市長

    鳩山首相の沖縄再訪「意味がない」=稲嶺名護市長 鳩山首相の沖縄再訪「意味がない」=稲嶺名護市長 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で鳩山由紀夫首相が23日の沖縄再訪問で調整していることについて、同県名護市の稲嶺進市長は16日、「(首相が沖縄を訪れた)4日から、沖縄も政府も環境は変わっていない。こういう状況で来るのは意味がない」との見解を示した。宜野湾市で行われた同飛行場包囲行動後の記者会見で語った。  また、稲嶺市長は「4日に(県内移設反対という)沖縄の民意、気持ちはしっかり届けたと思っている」と強調した。(2010/05/16-18:41)

    e_tacky
    e_tacky 2010/05/17
    稲嶺市長「4日に(県内移設反対という)沖縄の民意、気持ちはしっかり届けたと思っている」と強調。
  • 内田樹の研究室: うなぎくん、小説を救う

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    e_tacky
    e_tacky 2010/05/17
    「言語の力」とは、「自分が何を言っているのかわからないにもかかわらず『次の単語』が唇に浮かび、統辞的に正しいセンテンスが綴られる」事況そのものを指している。
  • 言葉の力 - 内田樹の研究室

    ツイッターで「言葉の力」と題する原稿を書いたとつぶやいたら、「読みたい」というリクエストがたくさん(三通)あった。 専門的な媒体に書いたので、ふつうの方の眼に触れる機会は少ないであろうから、リクエストにお応えして、ここにその一部を抄録することにする。 力とは外形的数値的に表示できるものではなく、ほんらいは内在的・潜勢的な資質であろうという話のあとに、こんなふうに続く。 たとえば「胆力」というのは、つよいストレスに遭遇したとき、その危地を生き延びる上で死活的に重要な資質だが、それは危機的状況にあっても「ふだんと変わらぬ悠揚迫らぬ構え」をとることができるという仕方で発現される。 つまり、外形的に何も変わらない、何も徴候化しないということが胆力の手柄なのである。だから、「チカラ」をもっぱら外形的な数値化できる成果や達成によって計測することの望む人の眼に「胆力」はたぶん見えない。 当然ながら、彼ら

    e_tacky
    e_tacky 2010/05/17
    「『言葉の力』とは、私たちが現にそれを用いて自分の思考や感情を述べているときの言葉の不正確さ、不適切さを悲しむ能力のことを言うのである」