スペイン・カタルーニャ自治州のカルレス・プチデモン州首相。ブリュッセルでの会合で(2017年1月24日撮影)。(c)AFP/EMMANUEL DUNAND 【10月31日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の独立問題をめぐり、州首相を解任されたカルレス・プチデモン(Carles Puigdemont)氏がベルギーに渡り、亡命事案に関わった経験を持つ弁護士と連絡を取っていたことが30日、分かった。同氏ら州政府幹部に対してはスペインの検察当局が反逆などの容疑で訴追手続き進めている。 プチデモン氏は28日にテレビ演説を行い、州の自治権停止に踏み切った中央政府に「民主的な抵抗」をするよう地元住民らに呼び掛けていたが、それ以降は動静が伝えられていなかった。 しかしその後、ベルギーを訪れ、スペイン・バスク(Basque)地方の住民の亡命事案を手がけた弁護士のポール・ベカルト