米Xerox Holdingsは4月24日(現地時間)、同社傘下の研究組織「Palo Alto Research Center」(PARC)を、非営利研究機関の米SRIインターナショナルに寄付すると発表した。PARCはXeroxを代表する研究機関で、現代コンピュータに欠かせないGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)であったり、イーサネットが開発された場所として知られる。 これにより、Xeroxは独自の印刷、デジタル、ITサービスに関する新しいイノベーションの提供に集中し、PARCチームは主要な研究機関に加わり、次の成長の進化を先導できるという。XeroxのSteve Bandrowczak CEOは「PARCの高度な技術革新はSRIによって維持される一方で、Xeroxはその運用を簡素化および最適化し、ハイブリッド ワークの継続的な進化にソリューションを集中できる」としている。 寄付