宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型探査機「SLIM (Smart Lander for Investigating Moon)」が、20日0時ごろから月面へ降下を開始し、日本初の月面着陸に挑戦する。成功すればソ連、アメリカ、中国、インドに続いて5カ国目となる。 今回のプロジェクトは、単に月面へ着陸するだけでなく、よりピンポイントで着陸を実現すること。これまでは数キロ単位で着陸地点の誤差が生じていたが、将来的にはよりピンポイントでの着陸が必要なことから、誤差を100メートル以内に収めることを目標誌している。さらに、着陸しやすい平坦ではなく、大きい岩石などの障害物を避けつつ、斜面でも着陸できるよう、片方の脚が接地したあと、他方の脚が接地するようにして衝撃を和らげるようにする二段階着陸方式を採用。高精度を要するこうした技術が成功すれば、将来の夜惑星探査に貢献できると考えている。 着陸が成功し
![日本初の月面着陸が成功か 20日未明に小型探査機「SLIM」が挑戦 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3e74ea5c3ee554699a7db824ad149f6c9291a3fe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.forbesjapan.com%2Fmedia%2Farticle%2F68652%2Fimages%2Fmain_image_15ed6897a5bca606dba9d4797526ffa46da9372c.jpg)