核兵器禁止条約の発効に貢献し、2017年のノーベル平和賞に選ばれた国際NGO「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」の事務局長、メリッサ・パークさんが19日、広島市を訪れ、トークショーに登壇しました。同条約は核兵器を「非人道兵器」とし、使用はもちろんのこと、開発や保有、そして威嚇(おどし)までも禁じています。これまでに70カ国が批准し、22日には発効から3年を迎えますが、アメリカの「核の傘」に依存する日本は「不参加」の態度を変えていません。 トークショーのテーマは、「おしえてメリッサ!『市民が国際会議にトピックを押し上げるには?』」。国会議員に条約への賛否をたずね、核なき世界を目指す広島の市民グループ「カクワカ広島(核政策を知りたい広島若者有権者の会)」のメンバーが、ICANの活動から社会を変えるためのヒントを得ようと、「根掘り葉掘り」質問しました。 ICANの活動は、「たった数人でキッ