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どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 遺伝子組換え作物には発がん性があると聞くが、本当か? この1年ほど、そんなふうに質問されることがよくあった。その情報の大元となった論文が先月、掲載した学術誌から取り下げられた。だが、大元の情報は意味がないとして削除されても、そこから派生したさまざまな情報は社会から消えない。困った現象だ。 とにもかくにも、論文の取り下げというのは重大な事実。簡単に解説しておこう。 問題の論文は、フランスCaen大のGilles-Eric Séralini(セラリーニ)らのグループが2012年9月、学術誌「Food and Chemical To
米サウスダコタ(South Dakota)州サーレム(Salem)近郊でのトウモロコシの収穫風景(2013年10月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson 【1月15日 AFP】米国で除草剤が効かない「スーパーウィード」と呼ばれる突然変異の雑草が大繁殖している。環境運動家や研究者からは、遺伝子組み換え(GM)作物が原因だという声も上がっているが、業界の大手各社はこれを否定している。 米科学誌サイエンス(Science)で昨年9月に発表された研究報告によれば、除草剤に対する耐性をもったGM種子が開発されたために、除草剤が過剰使用されていることが原因だと、多くの科学者が指摘している。 「除草剤として世界で最も普及しているグリホサート系の農薬が効かない雑草が、米国内の大豆や綿、トウモロコシ農場の大部分で繁殖」している。多くは、除草剤耐性のあるGM種子を
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