安倍晋三首相は昨年5月、日本会議が主導する「美しい日本の憲法をつくる国民の会」を中心とした改憲集会において、2020年までに憲法改正を実現したいと表明した。 同会は憲法改正賛同署名運動を展開し、今年3月14日には、「憲法改正賛同1000万人達成!中央大会」を開催している。1000万人といえば有権者の10%を示している。 この数字をどう読むかは議論すべきところだが、右派・保守の活動は、今後残りの90%に含まれる浮動票と護憲派を相手に、さらに活発に展開されていくことが予想される。 一方で、そうした運動とはまったく別のフィールドでも、憲法改正が議論されている。キーはサブカルチャーである。 これが改憲エロゲー「DS9」 憲法9条を題材としたエロゲーがあることをご存知だろうか? 蛇ノ道ハ蛇ソフト社が10周年記念で発売した「ディベートスクールナイン(以下、DS9)」だ。これは、Windows用のコンピ