部下をもつ立場になれば、ときには相手を叱らなければなりません。ミスや失敗があっても「まあ、仕方がない」と済ませてしまうようでは上司失格。しかし、やみくもに叱り付ければいいわけでも、ありません。 部下のミスをはっきりと指摘し、その上でさらに成長させられるような叱り方こそ効果があります。リーダーシップを発揮するためにも、上手な叱り方を身につけておきましょう。 効果的に相手を叱るには、発声が大きなポイント。普段とは違った声だからこそ、相手も「叱られた」と意識します。日常会話と同じ声の出し方であれば、どんなに厳しい言葉を投げつけられても、部下は「注意された」や「イヤミを言われた」程度にしか受け取りません。今回は、上手な叱り方と、その発声についてご紹介します。 部下の反発を招く叱り方 叱るときには、自然と声は大きく、口調は鋭くなり、普段とは違う迫力が言葉に備わり、相手に強いインパクトを与えます。それ