現代のネット社会そのものと言ってもいいほど発達したソーシャルネットワークサービス(SNS)ですが、同時に個人情報の保護について問題視する声も大きくなっています。世界最大級のSNS「Facebook」がまさかここまでの情報を記録しているとは……と驚いてしまうような内容が明らかになりました。 オーストリア・ウィーン在住のマックス・シュレムさんは、ある日、Facebookはいったいどれくらい自分について知っているのか、ということに興味がわき、Facebookに対して情報の開示を請求しました。 ソーシャルネットワークでは自分のデータをバックアップするためにダウンロードできるようになっていますが、EUの評議会が定めた個人情報に関する決定「Directive 95/46/EC」では、適法性を保証するため、企業が保有している非公開データについても開示を請求できます。 そこで、マックスさんはアイルランドの