1997年12月に行われた地球温暖化防止京都会議で、参加各国に、温暖効果ガス(CO2やメタン、大体フロンなど)排出削減目標が与えられた。日本のそれは「2008〜2012年の平均で、’90年より、6%削減すること」というものだ。ところが、’96年の排出量が、すでに'90年の8.8%増であり、それと合わせると14.8%も削減しなければならない。’97年以降は景気の低迷によって、横這いから現象傾向にあるらしいが、それでもこのハードルはかなり高そうだ。 排出される温暖効果ガスのうち、約90%がCO2だという。そのうち、クルマの走行に関わる部分は、約18%だというから、温暖効果ガス全体に対する自動車排ガスの寄与度は16.2%ということになる。 クルマ業界の取り組みを見ると、運輸省の主導によって、ガソリン乗用車は2010年までに平均15%(いずれも’95年比)の燃費向上を目標に、技術開発が進められ
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