JR東日本によると、中央・総武線は午前5時ごろ、御茶ノ水駅付近で発生した停電の影響で、各駅停車は三鷹~西船橋駅間の上下線で、中央線快速は新宿~東京駅間の上下線で運転を見合わせた。午前9時過ぎから運転を再開したが、運転本数が少なくなったり、遅れが出た。 また、この区間を通る高尾駅や池袋駅発の成田エク…
都市部での通勤ラッシュに悩まされる人は多い。鉄道事業者も対策に取り組んでいるが、解決までの道のりは遠い。横浜、川崎の住宅地と都心を結び平日1日延べ約126万人が利用している田園都市線を抱え、30日にダイヤ改正を行った東急電鉄に、列車の遅れの原因やラッシュ対策を聞いてみた。【米田堅持、岡部恵里】 「雪だるま」のように膨らむ遅れ 田園都市線では昨年、停電などトラブルが相次ぎ、ダイヤの乱れが目立った。停電はともかく、一般的に列車が遅延する原因の上位は、「車内急病人」「ドア引き込まれ」「混雑の集中」だという。わずかの遅れでも、次の駅では到着までの間に乗客が増えるため、乗り降りに時間がかかり、それがさらに次の駅でも起きて--という具合に「雪だるま」式に遅れを膨らませてしまう。このため遅れが発生すると、間隔が開き過ぎないよう先行する列車の発車時間を遅らせ、ひとつの列車に混雑が集中しないよう、路線全体の
サラリーマンにとって、混んだ電車の通勤は大きな負担。少しでも通勤が楽な沿線に住みたい、と誰しも思う。では、どんな場所に住めば通勤が楽になるのか。 たとえば、路線距離が短く、相互乗り入れをしていない路線は、混雑度が下がりやすい。首都圏でその代表となるのは、京王井の頭線だろう。 東京都下の吉祥寺(武蔵野市)と渋谷を結ぶ約13キロの区間。実際に乗車してもすし詰め状態になることは少ないので、通勤は楽。だが、その沿線は杉並区浜田山、同久我山など高級住宅エリアなので、高根の花となってしまう。 首都圏では、もうひとつ通勤ラッシュが穏やかな路線がある。しかも沿線の分譲価格が抑えられている。そんな穴場路線はどこか、お分かりだろうか。
高速道路の自動料金収受システム(ETC)を大型二輪ですり抜けたとして道路整備特別措置法違反(高速道路の不正通行)罪に問われた京都市左京区聖護院(しょうごいん)東町、真宗大谷派和泉徳寺僧侶、柳山信(りゅうざん・まこと)被告(64)に対し、京都簡裁(佐々木章人裁判官)は23日、無罪(求刑・罰金200万円)を言い渡した。 柳山さんは公判で「ETC車載器にカードの裏表を逆に挿入し、気付かずに通過した」と主張。佐々木裁判官は「同法は故意犯のみを処罰すると解される」としたうえで、「誤ったカードの挿入方法を正しいと思い込んでいたと言える。故意があったと認定するには合理的な疑いが残る」と認めた。 起訴状では、10年8月~11年1月、同市伏見区の阪神高速京都線などの料金所でETCレーンを計42回、正しい手続きをせずに通過したとされた。 判決によると、柳山さんは毎回、開閉バーの隙間(すきま)(約1.5メートル
◇個人情報を「晒す時代」 最近のネット対応体重計がすごい。体重計が無線LANで直接インターネットにつながり、乗った端からデータをクラウドにアップする。しかもその体重をフェイスブックやツイッターに発信できる。ネットで探すと実際に発信している人が結構いるのだ。皆に見られているという意識でダイエットが長続きするということもあるらしい。 さらにネットで探すと、この種のプライバシー発信系のサービスが結構出てきている。自分の持ち物を写真に撮ってアップし、同じ物を持っている人同士で盛り上がるとか。もっとすごいのはクレジットカード利用データをどんどん上げていくなどというのもある。同じ出費経験で盛り上がるのか、皆に見てもらうことで浪費癖を抑える効果もあるのかもしれない。感じるのは、プライバシーというものに対する意識が変わりつつあるという時代の風だ。 ヨーロッパの情報通信技術関係の会議に参加すると、年配者から
搬送用の木枠に乗せられるクインス=千葉県習志野市の千葉工大で2012年2月20日午前10時12分、斎藤有香撮影 東京電力福島第1原発の原子炉建屋内の映像を撮影するなどして、復旧作業を支援した国産災害対応ロボット「クインス」を改良した後継ロボット2機が20日、千葉工業大(千葉県習志野市)から福島に向けて出発する。 同大によると改良型の2機は、通信ケーブルが切れても、もう一方のロボットが無線可能な距離に接近し、ケーブルが切れたロボットを外部から遠隔操作できるようになっているという。 昨年6月に投入された「1号機」は、損傷状況を撮影するなど成果をあげたものの、絡まった通信ケーブルが切れて操縦できなくなり、帰還できなくなってしまったためだ。また、改良型は、線量計や温度計などに加え、空気中の粉じんを集める「ダストサンプラー」や損傷状況を立体的に把握できる三次元スキャナーを新たに装備した。 開発に携わ
【ロンドン共同】英スーパー最大手のテスコは31日、日本の首都圏を中心に展開している129店舗を売却し、日本での事業から撤退すると発表した。アジア新興国に経営資源を集中し、収益力を高めるのが狙い。 テスコは2003年に日本に進出。「テスコ」や「つるかめランド」などの名前で群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、長野、静岡の1都6県で店舗を展開していたが、半数近くの店舗が赤字だった。数カ月で売却先を決定し、それまでは通常営業を続ける。 テスコのフィリップ・クラーク最高経営責任者(CEO)は31日付の声明で「アジア地域の事業構成と日本での業績を見直した結果、日本では十分な経営規模を確立できないとの結論に達した」と説明した。同社は中国や韓国、タイなどでもスーパーを運営している。
◇男子百メートル決勝(28日) 伝説が、止まった。男子百メートル決勝。スタートした瞬間、ボルトは過ちを自覚した。数歩走り、天を仰ぐ。歯を食いしばってユニホームを脱ぎ、トラックにたたきつけた。フライング(不正スタート)による失格。誰かに負けたわけではない。大観衆の悲鳴の中、ボルトは戦わずして、トラックを去った。 唯一のウイークポイントは、自他共に認めるスタート。今季は百、二百メートルで6戦6勝だったが、スタートの反応時間は悪かった。「スタートさえ決まれば、残りの60メートルは完璧なのに」とボルトは語っていた。昨季の後半戦は腰やアキレスけんの痛みで欠場。今年5月の復帰戦時にもスタートで出遅れ、神経質になっていた。さらに昨年から、フライングは「一発失格」にルールが改正され、世界選手権では今大会が初適用。そんな要素が王者の不安に追い打ちをかけたのか。 予選、準決勝は完璧だった。鋭い反応を見せて最初
成田山新勝寺(千葉県成田市)の「門前町」としてJR成田駅東口を整備する再開発事業を巡り、新勝寺側が「景観を損なう」などと主張し、同事業に伴う高層マンション建設計画を見直すよう同市に求めていることが分かった。小泉一成市長は「新勝寺の理解なく事業は進められない」と話しており、18日に新勝寺の橋本照稔貫首らと協議する。 同市は「門前町にふさわしいように」と、最大の観光資源である新勝寺の玄関口として駅東口約1.4ヘクタールを約100億円で再開発する事業を計画。駅前広場や再開発ビルを作り17階建てマンションも建設。10月までに実施設計を策定して今年度内に着工、約2年で完成させたい考えだ。 新勝寺や同市によると、山崎照義寺務長が先月、小泉市長との懇談会で、再開発に賛意を示したものの、高層マンションはふさわしくないと直接伝えた。門前町として景観的に問題があるほか、ビル風による風害の可能性などが理由という
◇「地球全体が警戒期」 マグニチュード(M)9.0と世界観測史上4番目の超巨大地震となった東日本大震災。だが、ひとたび起きればこの国を根本から揺さぶる大地震は、まだある。「東海」「東南海」「南海」3大地震や首都直下地震などだ。その危険度はどこまで高まっているのか。【宮田哲】 <生徒が集合し、急いで学校前にある山へかけのぼりました。山から町を見ておりますと、どろ波がおしよせて町へ舟が流れてくるやら家がなんげんともなくたおされました> 東日本大震災を思わせる描写だが、実は1944(昭和19)年12月7日にあった「東南海地震」の光景を、三重県吉津村(現南伊勢町)のある国民学校児童が書いた作文の一節だ(00年刊「忘れない!あの日の大津波」より)。紀伊半島東部沖から遠州灘にかけてを震源域とするM7・9のこの地震では高さ6~9メートルの津波が起き、死者・行方不明1223人、全壊家屋数は1万7000を超
栃木県鹿沼市の国道で登校中の市立北押原小の児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、県は5月中旬までに、現場周辺の歩道約170メートルに金属製のガードパイプを設置することにした。3本の鉄製パイプを支柱につなぐ構造で、ガードレールと異なり、隙間(すきま)があるため低学年の児童が歩いていても運転者の視界に入りやすいという。 ◇市長ら黙とう 佐藤信市長や赤坂浩鹿沼署長らは事故から1週間となる25日に現場を訪れ、発生時間の午前7時45分に黙とうし、献花台に花を手向けた。佐藤市長はガードパイプの設置について「少しでも子供たちの心が安らげば。地域が子供を見守る機運を醸成していきたい」と話した。【松本晃】
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