ネットの編集・ライティング界隈に人知れず一匹の妖怪が棲み着いている。それこそが「改段落なき改行」。すなわち文章の途中であっても任意の句読点で(あるいは句読点すらなくても)行を改める表記のことである。 これはほんとうに些細で日常的な、なんのこともなく見過ごされがちな文章の書き方であるとともに、見過ごしたにしても何らかしらの問題に発展するともおもえない、平たくいうならひとつのbr要素にすぎないのだが、正面から向き合おうとするとなかなかにやっかいな側面を持っているのである、という持って回ったような大仰な話をこれからしようとおもいます。 こんにちは。はてな編集部のid:mohritarohです。最近はセブン-イレブンの「黒糖まん」がお気に入りで、駅前のコンビニに立ち寄るたびについ買ってしまいます。という書き出しを用意していましたが、本稿の執筆から公開までの間にメニューから消えてしまいました……。
漫画家の佐藤秀峰さんはこのほど、「ブラックジャックによろしく」の2次利用フリー化から1カ月経った結果をブログで報告した。事後報告のあった2次利用は50件以上。「新規で作品に触れてくださった方はどう少なく見積もっても100万人超えは確実」で、同作品を配信している電子書籍配信サイト「漫画 on Web」の売り上げも増加。今後も100件以上の2次利用案件が公開される見通しという。 2次利用50件以上 効果は「紙媒体のコミックス版に匹敵」 佐藤さんが同作品の2次利用を自由化したのは9月15日。「従来の著作権を振りかざして利益を得る方法は段々と古くなっていくはずです」として、自作を2次利用フリーとすることで「どのように作品が拡散し、利用され、著者に利益をもたらすのか、もたらさないのか、その調査をしたい」としていた(「ブラックジャックによろしく」が2次利用フリーに 商用・非商用問わず自由に利用可能)。
⇒本気で治したい人はこちらをチェック! ■どんな病気? 脊椎で頚椎から仙椎まで構成している椎骨には、椎孔という穴が開いていて、一本の管のようになっ ています。それを脊柱管といい、その中を脊髄が通っています。 脊髄は、脳に出入りする神経の束で、第2腰椎あたりまで続き、第3腰椎あたりからは脊髄の神経の 束がばらけて、それぞれ体の各組織に向けて分かれていきます。この状態が馬の尻尾とよく似ている事 から、馬尾神経と呼んでいます。 椎間板は、20才代から老化を始めるため、椎体の棘のようなものが出来たり、椎間関節の靱帯や椎 間関節が肥厚して、脊柱管を押しつぶすことがあります。 その結果、脊柱管の中を通っている馬尾神経が圧迫され、腰痛が起きたり、下肢が痺れて痛んだりす る症状があらわれます。これを腰部脊柱管狭窄症といいます。 馬尾神経は下肢の筋肉をつかさどってい る神経なので、圧
原因 中年以降の男女。特に男性に多いが、加齢変化で変形性脊椎症となり、腰椎の骨棘 その他靱帯の骨化などにより脊柱管が狭くなり、腰の神経根を圧迫して、下肢の痛みや 痺れが出現したもの。閉経以後の女性なら、骨粗鬆症の合併が多い なお若年者は下肢痛があれば腰椎椎間板ヘルニアとなる。 レントゲン所見 椎体の変形、骨棘形成、椎間板の変性により、いわゆる変形性脊椎症となり、レン トゲンでは脊柱管(脊髄が入っている)の狭小化が認められる。 症状 少し無理をするとすぐ腰痛が起こる。特に動き始めに多い。また下肢の痛みや痺れがある。 下肢痛は坐骨神経の走行に一致する。長時間歩行すると下肢痛が増強し、休む必要がある。 検査について 整形外科疾患では慢性疾患が多いため、レントゲン上で異常がある方が多いのですが、良く聞かれることは ○単純レントゲン写真 質問:腰のレントゲンで変形があるといわれ、整形外科の先生に変形
講師は市川せうぞーさん。スクリプトとか、色々お世話になることが多い方です。 自分用メモなので、間違っているかもしれません。が、ほぼ、せうぞーさんのePUB(『InDesign者のための正規表現入門』)とか、WEBサイトに載っている話が多いので、気になる方はそちらをチェックしてください。 せうぞーさん:最初は皆さんの課題を。(お、実地訓練からですか。) 事例1:書籍の本文中にソースコード文が出てくるような体裁のもので、ソースコード文の部分だけ上手く正規表現でマッチできませんか。 せうぞーさん:正規表現では上手く出来ません。コード文なので、途中に改行が入って「{」なんてのが入ってきたりすると最短マッチになって全部読まない。ランダムなテキストではコード文だけを検索することは出来ないけれど、入稿されてくるテキストデータは大体何かマーキングされて(例えば、ソースコードの前後に★マークをつけるとか)
語彙は「ごい」と読む。広辞苑を引くと次のように出ている。 「一つの言語の、あるいはその中のある範囲についての、単語の総体。vocabulary」 「日本語の語彙」は日本語で使われる単語の総体であり、「ITproの語彙」は本サイトの中で使われる単語の総体である。 「ある範囲」は個人を指す場合もある。例えば「徳田さんの語彙」と言ったら徳田さんという人が知っている単語の総体であり、「石井さんの語彙」と言ったら石井さんが知っている単語の総体である。 範囲をどうとるかで語彙は異なり、そこに含まれる単語の数も異なる。これを語彙数と呼ぶことにする。本稿の主題は「SE(システムズエンジニア)の語彙数」である。プロのSEとしてやっていくために、どのくらいの語彙数が必要だろうか。もし今の語彙数が足りないのであれば、どのように増やせばよいのか。 以下の問答は、3000人のSEやSEマネジャに文章作法を指導してき
JAGAT テキスト&グラフィック研究会の「電子書籍と日本語組版『W3C技術ノート 日本語組版処理の要件』出版記念」セミナーにいってきました。 このセミナーは「W3C 技術ノート 日本語組版処理の要件(JLReq)」が書籍として出版されたことの記念セミナー。 まず前提として「W3C 日本語組版処理の要件(JLReq)」について。 これは「日本語組版の仕様」について解説し、WWWで利用される標準技術としてW3Cに登録されたものの事。W3Cに登録されているので、この全文はWebで読む事ができる。(http://www.w3.org/TR/jlreq/ja/) 全部(無料で)読む事ができるんだけど、今回改めて紙の書籍として出版された。「Webで読めばタダですが、紙にすると5,000円」である。 W3C技術ノート 日本語組版処理の要件 作者: W3C日本語組版タスクフォース出版社/メーカー: 東京
ロボット工学を「究極の人間学」として問い直し、最前線の研究者6人にインタビューした書籍「人とロボットの秘密」(堀田純司著、講談社)を、連載形式で全文掲載します。 人間の振る舞いを、機械でシミュレートする。人型の機械、ヒューマノイドの実現は、現代科学のロマンのひとつであり、前世紀より数多くの優れた才能が、このロマンに挑戦してきた。しかしその営みは、ほどなく壁にぶつかることになる。 考えてみれば、人間をシミュレートするためには「そもそも人間がどのように動いているか」を理解している必要があった。その知識がないままに人間を再現しようとしても、できるはずがなかったのである。 本書は日本が世界に先駆けてユニークな成果をあげている分野、ロボット工学を取り上げるルポルタージュだが、「科学の最先端をレポートする」といったテーマではない。そうではなく、最先端のロボット工学がつきつける「人間観」を主題にしている
若者が盗んだバイクで走り出したり、支配から卒業していた時代は遠くに過ぎ去った。いま音楽産業は「中二病」を取り込めていないのではないか。作家・堀田純司さんによる新連載の第1回目。 オリコンデイリーランキング3位が693枚という時代。若者が盗んだバイクで走り出したり、支配から卒業していた時代は遠くに過ぎ去り、現代のメジャー音楽は「中二病」を取り込めていないのではないか。昨今のコンテンツ事情に詳しい作家・堀田純司さんの連載1回目は中二病と音楽産業について。(編集部) 先日、オリコンのデイリーランキングで、「1日の売上693枚のCDが3位に入った」という話題がネットに流れ「じゃあ数百枚買えば、自分の出した“オレCD”でもオリコンのランキングに入ることができるのか!」と、大いに注目を集めました。 かつてバンドブームの時期に青春を過ごし、ミュージシャンを夢見て東京に出てきた過去を持つ私にとっても、感慨
前回のエントリーで書かせていただいたInDesignデータからの電子書籍化に伴う外字処理の問題について、文字コード・フォント関連について豊富な知識をお持ちの方々に関心を持っていただき、これをどうにかするための取り組みが始まりました。具体的にはものかのさん、moji_memoさん、市川せうぞーさんの面々で、ちょっととんでもないレベルの方々です。これに対して、publidge(出版デジタル機構)の深沢さんからも関心を寄せていただき、フォントメーカーの方にもアドバイスをいただく形で電子書籍の外字問題に対しての取り組みが始まりました。以下は現時点で判明している問題についての簡単なまとめです。いずれこれに関してはpublidgeから正式にどういった対策をとるべきかのアナウンスがあることと思われますが、すでにかなり「恐ろしい」事実が判明しているので、事前段階での告知の一翼を担う意味で書かせていただきま
経験や勘にとどまっていた「商売のやり方」を、科学理論に基づくものに進化させる。それが今日まで積み重ねられてきたマーケティング研究だった。過去の経験を理論化し、明日の企業行動に活かすケーススタディの発達はその典型的な例だろう。 だが、理論は「人が実際にビジネスの現場で行うこと」をすべて先回りして説明できるのか。科学的なものの考え方は、実際の企業の行動を、経営者が為した判断を、すべて説明できるのだろうか。 この問題意識は、人が実際にビジネスの現場で行うことを研究し続けてきた(特に日本の)マーケティング研究者たちの間で強まってきている。科学的な精度を高めるだけでは説明できない「実践」の奥深さ、そこに気づいた研究者たちは、今、マーケティングというものの考え方を、次の段階へと深めようとしている。 マーケティングは「科学になること」だけがその目指すところだったのか。科学だけでは解き明かせない現実を前に
ピーター・ドラッカーやマイケル・ポーターといった経営学の大家が著した“古典”を読むだけでは、複雑さを増している現代のビジネス現象を解明し、競争を勝ち抜く戦略を見いだすことはできない。現在進行形の事象から得られた最新の知見を学び、戦略を組み立てることが必要だ。 このコラムでは、気鋭の経営学者たちが現代経営学の最先端の世界へと誘う。まずは、ポーターらが確立してきた競争戦略論の新潮流について、4人の俊英に解説してもらう。 今回は企業の強さを「エコシステム(生態系)」という視点で分析しようとする新しい考え方を取り上げる。この考え方では、ある企業が競争において強さを発揮できている理由をその企業の戦略ではなく、その企業がほかの企業と形成している「生態系」に求めようとする。 現実の企業は、個々に独立しているわけではなく、様々な企業と関係しながらビジネスを行い、その関係の上に強みを構築している。こうした現
このページでは、正確な文章を書くための秘訣をまとめてみようと思います。それほど文章がうまいとはいえない私が、文章の書き方について述べるのですから、むこうみずな行為であることは百も承知です。しかし、数年に渡って探求した正確な文章の書き方が、少しでもみなさんの役に立てばという思いを自分への励ましに代えて筆をとります。 ここでお話するのは、「文章をいかに正確に書くか」や「自分の考えをどうやったら適切に表現できるか」であって、決して「どうやったら人を感動させる名文句が書けるのか」ではありません。 このページを読んだら「科学技術文献」を書くための技術が少しは身に付くのではないかと期待しています。しかし、 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける (紀貫之) などのような心に残る文章が頭に浮かぶようになるわけではありません。 絵の書き方に例えて言うなら、ここで述べる内容は、色彩や調和
■今週最初の新着品は文字通りニュース。いえこの記事を売るわけではありません。「活字」をめぐる現況についてのご報告とお願いです。というのも、おかしい。絶対におかしいと思うからであります。一部ではあれ、活版印刷に注目する人が増え、Adanaや手フートの一般の人の需要が途切れることなくあり、体験講座などもさまざまな形で開催されているというのに。和文から欧文まで、さまざまな書体、あらゆるサイズの活字について鋳造から販売まで、国内で最も豊富に供給してきた「名古屋活版地金精錬所」が、現在、廃業の危機にあり、しかも直近の6月には最終的な態度を決めるのだと云って、現状や経緯がつい先日、中日新聞に取り上げられたというのに。ネット上では全くと云ってよいほど話題になっていない! 大事件だというにも関わらず。これはおかしい。 故障した時に部品だけでも取れるようにと集められた活字鋳造機、晃文堂の欧文活字を含む貴重な
IT業界には、必要となる能力を持った人たちが潤沢にいるため、買い手市場となっている職種と、必要な人材を確保するのがほとんど不可能という職種がある。本記事では、採用担当者をやきもきさせている10種類の職種を紹介する。 IT業界は、現在のように経済状況が厳しい時であっても、一般的に売り手市場となっている。しかし、そういったなかでも特に人材確保の難しい職種がある。以下では、新たな人材を採用しようとした企業が、その難しさに驚くことになる10種類の職種を挙げている。 #1:ITトレーナー ITトレーナーたちはITの世界において独特の役割を担っており、その職種を遂行するうえで固有のスキルセットが必要となる。このため、ITトレーナーという職種の人材募集自体が一筋縄ではいかないものとなっている。また、ITトレーナーの仕事は一般的なIT職のそれと比べるとさまざまな面で異なっており、出張も頻繁に行う必要がある
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