安倍晋三首相は10日、11日の「建国記念の日」を迎えるにあたり首相メッセージを発表した。建国記念の日に合わせて現職の首相がメッセージを出すのは初めてのことで、「愛国心」を訴える内容となっている。 祝日法では建国記念の日の趣旨について「建国をしのび、国を愛する心を養う」としている。首相はメッセージの冒頭でこの趣旨を紹介し、「国民一人一人が、我が国の今日の繁栄の礎を営々と築き上げた古(いにしえ)からの先人の努力に思いをはせ、さらなる国の発展を誓う、誠に意義深い日である」と指摘。「私たちの愛する国、日本を、より美しい、誇りある国にしていく責任を痛感し、決意を新たにしています」とした。 2月11日は第2次世界大戦前には、初代天皇の神武天皇が即位した日として「紀元節」という祝日だった。終戦を機に廃止されたが、1966年に「建国記念の日」と定められた。85年からは民間団体が主催する「建国記念の日を祝う
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