共分散は, 「XXX の偏差 × YYY の偏差」の平均 で定義されます。 ※偏差とは平均との差のことです。 定義だけでは共分散の意味は分かりにくいので,簡単な具体例で計算してみます。 555 人でテストを受けたデータを考える。 X:X:X: 国語の点数,YYY :数学の点数。 各々の点数は,(50,50),(50,70),(80,60),(70,90),(90,100)(50,50),(50,70),(80,60),(70,90),(90,100)(50,50),(50,70),(80,60),(70,90),(90,100) このときの共分散を計算してみましょう。 まず,国語の平均点 μX\mu_XμX は, μX=15(50+50+80+70+90)=68\mu_X=\dfrac{1}{5}(50+50+80+70+90)=68μX=51(50+50+80+70+90)=68