4月29日・30日の2日間にわたり開催されたニコニコ超会議。その中でも大きな話題を呼んだのが、中村獅童と初音ミクの超歌舞伎「今昔饗宴千本桜」だろう。 歌舞伎でありながら最新技術をふんだんに取り入れたステージはニコニコ生放送でも配信され、連日大反響を呼んだが、この超歌舞伎を映像技術面で支援したのがNTTである。超歌舞伎のどこに同社の最新技術が使われていたのか、現地を取材した。 ニコニコ超会議で2日間、5回にわたり上演された超歌舞伎「今昔饗宴千本桜」には、従来の歌舞伎のイメージを覆す様々な演出が取り入れられていた。背景のスクリーンには美麗なCG映像が流れ、ステージに設置された透過スクリーンに映し出された初音ミクはまるで本当にその場にいるかのように立体的だった。