与党一丸のヤジ 5月30日、久しぶりに行われた党首討論で、枝野幸男・立憲民主党代表は「森友・加計問題」のみをテーマとした。首相は嘘つきだ、というのが枝野氏の一貫した主張のようだ。 安倍首相、あるいは内閣の政権運営や国会対応に対して「傲慢だ」「嘘つきだ」といった批判を立憲民主党などの野党は繰り返している。しかしそのわりにその主張が共感を呼ばないのはなぜだろうか。 揚げ足取りではなく対案を出すべきだよ、と考える人が多いのが理由の一つだろう。 さらに、「自分たちはどうだったんだよ」とツッコミを入れる人がいることも理由にあげられるかもしれない。 党名や所属政党がコロコロ変わっているので、当人たちは生まれ変わった気持ちになっているのだろうが、多くの国民にとって、民主党政権時代はそう遠い昔ではない。そして、その頃の彼らの振る舞いを覚えている人も少なからずいる。 このあたりが、共感を呼ぶどころか「ブーメ