発売間近の市販予定車が披露されるのも、東京モーターショーの醍醐味の一つ。ダイハツ工業のブースでは、2009年12月に市場投入とうわさされる軽自動車のニューモデル、“大人のスペーシー・サルーン”と銘打った「タント エグゼ」が姿を見せた。 ベースモデルの「タント」は軽自動車最大の車内スペースや、利便性が高い助手席側のピラーレス・スライドドアを軽で初採用し、子育て世代を中心に高い支持を獲得している。軽自動車の販売ランキングではスズキ「ワゴンR」、ダイハツ「ムーヴ」と共に、上位3台の一画を常に占める人気のトールワゴン車だ。 タントよりもフロントウインドウが寝かされた流線的なフォルムで、外観は大きく異なる。ボディー助手席側にはセンターピラーが追加され、ドアもスライド式からヒンジ式に変更された(画像クリックで拡大) しかし、広いスペースを確保するためにとられた四角いスタイルは空力的には不利。さらに、ピ