エッジサーバからのレスポンスは速い。 コンテンツを CDN のエッジサーバにキャッシュしてそれを返すようにするだけで、ウェブサイトの速度は目に見えて改善される。 特に、リクエストの度にサーバで動的に生成されるコンテンツの場合、キャッシュを利用することで大きな恩恵を受けられる。パフォーマンスが改善されるだけでなく、オリジンサーバの負荷軽減にもつながる。 しかしコンテンツを動的に生成するということは、リクエストの度に生成されるコンテンツが変わる可能性があるということであり、キャッシュを利用するのが難しい。全てのリクエストに対して同じコンテンツが生成されるのであれば、わざわざリクエストの度に生成する必要はないからだ。事前にコンテンツを用意しておいてそれを返せばよい。ビルド時にコンテンツを生成する SSG(Static Site Generation)などがその一例。 リクエストの度にコンテンツが
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