筑波大学・谷川聡准教授インタビュー 今夏川崎フロンターレからブライトンへ移籍を果たし、同クラブが戦うプレミアリーグの舞台に立つことを目指して、ベルギー1部のユニオン・サン・ジロワーズで武者修行中の三笘薫。大卒1年目の昨季にJ1を席捲する活躍を見せ瞬く間に欧州へと羽ばたいた24歳は、スポーツ科学の知見が集まる母校・筑波大学でどのような最先端トレーニングを行っていたのか。背景にある最新研究「光刺激による状況判断の有無が方向転換動作に及ぼす影響」を行った110mハードル走の第一人者で、同大学准教授の谷川聡氏を直撃した。 ※全文無料公開期間は終了しました。 世界初!状況判断が方向転換に与える影響を解明 ――谷川先生は長年サッカー選手の方向転換能力をご研究されていて、2020年12月には「光刺激による状況判断の有無が方向転換動作に及ぼす影響」という論文を発表されています。まず今回のリサーチに至った背