ブックマーク / www.ienotomo.com (36)

  • 【線とフォルム】=直線と曲線(アール)の基礎知識。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    同じ建築でも日と諸外国とでは、線一つの扱い方やそれに求める文化的な意味、価値観が大きく異なります。伝統建築はもちろん、住宅などの一般建築でも、少し角度を換えて「線」を眺めるだけで、新たな発見がいくつもあるはずです。もちろん、家づくりの際にはデザインのヒントにもなるでしょう。 Contents. 鳥居で結界を感じ取る日人 女性のラインみたいなアール 直線で美を表わす障子や組子 自然界に存在しないはずの線 デザインの素材を数多く持つ 日の直線美・西洋の曲線美 地方を旅すると、古い町並や家の造りを丁寧に見学します。 老舗の駄菓子屋、酒屋や町家、古い民家を利用したカフェなどがあると、建物のなかに入って、ぐるりとなかを見回します。 あちこち、そっとふれてもみます。 寺社建築も同じように、構造、架構を拝見し、設計図もなしで造り上げた往時の職人たちに敬意を表するのです。 お客さんを迎える土間、おば

    【線とフォルム】=直線と曲線(アール)の基礎知識。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2024/02/19
    三十三間堂は行きましたが、屋根までは見ていませんでした。
  • 【片付け・断捨離】=まずは「半径80センチ」以内から始める。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    どんなを読んでも、どんな方法をテレビで学んでも、結局、身の回りには捨てられないモノばかり。星の数ほど整理整頓のノウハウはあるのでしょうが、毎回、自分の目標を達成できずに落ち込んでしまうのです。諦めてはなりませんが、大きすぎる目標も問題です。いっそ、迷ったら、古いのは、使えなきゃ、みんなゴミと割り切ったほうがいいのかもしれません。 Contents. 「小掃除」ではダメなのか 「捨てられない」でもいい 「使っているか」が目安に 出す・分ける・収めること モノの整理も「編集」作業 まずは「半分」だけ減らす 「小掃除」ではダメなのか 大掃除と考えるだけで気が滅入ってしまいます。 気の向いたときに「ここだけ」と決めて、さっと掃除。 そんなんでいいのです。 勝手に「小掃除」と名づけています。 仕事部屋、寝室、リビング、空になった2つの子ども部屋、 たんすやデスクの引き出し、 棚からも まるで地底

    【片付け・断捨離】=まずは「半径80センチ」以内から始める。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2023/12/25
    片付け・・最近、恐怖の言葉に聞こえてきます。面倒・・。
  • 【エンディングデザイン】=終末期の時間は人任せにはしない。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    誰もが老いて、やがて死を迎えます。その過程に医療ががり、介護があり、それぞれに在宅、施設・病院など最期の「場」があります。終末期、その先に見えてくる「死」をどう捉え、迎え、受け入れていくか。場はどこか。そこには、人と家族の意志、覚悟が深く関わってきます。「胃ろう」をきっかけに見えてきた生命の閉じ方、死のありよう。 Contents. 寝たきりがつくられる ベルトに拘束された命 自然死へのアプローチ 寝たきりが少ない北欧 介護に医療を望む誤解 家族で死に方を考える 「あちらの国」はどこ 寝たきりがつくられる 友人のA君のお父さんが入院し、胃ろうをすることになりました。 70代後半ですが、誤嚥性肺炎を繰り返し、もはや口からべることが危険との判断からです。 胃ろうとは、おなかの外側から胃に達する孔を開け、そこに管を通して胃に直接栄養を送る方法です。 栄養剤を流し込むためのチューブは点滴に使う

    【エンディングデザイン】=終末期の時間は人任せにはしない。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2023/12/21
    死後の世界を信じている人、そうでない人。倫理の概念も、本当に様々です。ひとくくりにまとめられないです。個別の話合いが必要かと思います。とはいえ、なかなか難しいですけどね。
  • 【障子】=はかなさを慈しむ気持ちがはぐくんだ美学。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    かつては紙や木、土だけでできていた日の家も、いまや化学製品が主流を占め、使われる自然素材は数えるほど。ビニールやプラスチックのように、いつまでも丈夫で頑丈なことはいいことですが、身近に「生命」の息遣いが感じられなくなったことは少しさびしい気がします。 Contents. 光と影が自在に躍る建具 はかなさゆえの魅力とは 生命に秘められた美しさ 光と影が自在に躍る建具 遠い昔のこと。 家の庭の花々が一斉に咲き始める季節になると、母と一緒に障子の張り替えをするのが恒例行事でした。 建て付けの悪くなった障子の建具を外して外に持ち出し、張り替えの前の障子紙をグウのパンチでボスッボスッと破っていくのは、このときにだけ、子どもたちに許されることだったのです。 紙に穴が開いたら枠に水をかけてしばらく置いておく。 そのあと、タワシでこすって、古い障子紙と糊を落としていきます。 それが乾いたら、いよいよ障子

    【障子】=はかなさを慈しむ気持ちがはぐくんだ美学。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2023/12/02
    「生命あるものに囲まれていないと生命が縮こまってしまう気がします。」なるほど・・。確かに。
  • 【終活・看取り】=空間の片隅に「エンディング」を潜ませておく。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    多くの人が最期の時間を「家で過ごしたい」と願います。しかし、日ではまだ、終の棲家であるはずの家が夏は暑く、冬は寒い、介護には適さない環境であることが少なくありません。建て替えやリフォームのとき、ほんの少しでも「介護」や「看取り」=「エンディング」のキーワードをプランに潜ませておければいいのですが「夢のマイホーム」から「死」は遠くに置かれたままなのです。 Contents. 看取りを視野に入れた家 介護室よりみんなと一緒 家づくりの夢と現実の間 死の気配が消えた町と家 生も死も受け入れた家族 看取りを視野に入れた家 その家を思い出すときには、いつも雪の匂いが甦ります。 70代後半のおばあちゃん、共に40代の息子さん夫婦と高校生の娘さんが住む家。 おばあちゃんが末期のがんで余命2年と告知された翌月、家族4人の「終の棲家(ついのすみか)」として築40余年の家の建て替えを決めました。 冬でもパジ

    【終活・看取り】=空間の片隅に「エンディング」を潜ませておく。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2023/11/26
    「国の方策はすでに在宅看取りの定着に向かい・・・神や先祖を祀る場所は行き先をなくし、・・「死」を遠ざけてしまった」確かに・・。
  • 【寝室】=介助する側の「──しやすさ」を考えることで見えてくる理想の空間。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    ベッド派か布団派か問われると、いまやベッドと答える人のほうが圧倒的に増えています。しかし、ベッドを選択するとおのずと寝室の面積は広さが求められ、そこでの介護を視野に入れると、ベッドプラスαの面積と機能が必要になります。新築、リフォームの際に覚えておくと便利な豆知識。 Contents. 高齢世帯ではベッド一択のみ ベッドを想定し寝室を広めに 尺貫法でベッドを考えると? 4畳半ど既存サイズから脱却 公営住宅で在宅介護を可能に 高齢世帯ではベッド一択のみ 布団派の人のなかでも、 好きで布団に寝ているわけではなく、 ベッドを設置する部屋が 我が家にはないという理由の人も少なくありません。 ベッドは何かと便利ではあります。 いまは布団派の自分も 旅先のホテルでは、ベッドの上でを読んだり、 テレビを観たり、 そのまま寝てしまったりと、 とても自由な過ごし方をします。 ただ、シングルでは部屋にもベッ

    【寝室】=介助する側の「──しやすさ」を考えることで見えてくる理想の空間。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【思考と言葉】=言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    思考があって言葉があって、行動になる。うなづけます。以前も「性格は『顔』ではなく短い『言葉』に――」で自分と照合してみましたが、なるほどと思うところが多々ありました。自分なりの統計や考えと照らしてまとめてみました。 Contents. 1.心の状態は部屋に現れる。 2.寂しさは金遣いに現れる。 3.気品は言葉遣いに現れる。 4.性は別れ際に現れる。 5.哀愁は色気に現れる。 6.我慢は怒りに現れる。 7.感謝は謙虚さに現れる。 8.余裕は優しさに現れる。 9.決断は未来に現れる。 10.偶然は必然的に現れる。 11.運命の人は探すのをやめると現れる。 12.生きざまは顔つきに現れる。 1.心の状態は部屋に現れる。 これは難しいところです。 美人で清潔感があって、おしゃれな人と思っていても、お宅におじゃますると、信じられないくらいのゴミ屋敷だったという経験が何度もあります。 あまり約束は守

    【思考と言葉】=言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2023/10/02
    納得ですね。
  • 【ダイエット】=「過ぎる」の功罪。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    の現代からさかのぼること数百年、数千年前から、過の弊害が指摘されてきました。自分の健康だけではなく、異国の子どもたちの成長や海や大地、空までも美しく保つ【】の影響、そしてその節制について。 Contents. 日の主はトウモロコシ? 大量の水が同時に輸入される ご馳走様のほんとうの意味は 節制は吉・ケチは大凶の教え 日の主はトウモロコシ? 日人の主は米でした。 「でした」と表現したのは、米がすでに主ではなくなっているからです。 では、現代の日人の主はなんでしょうか。 パン? いえ、違います。 実は、トウモロコシのようなのです。 日では1980年を境に、国内の米の生産量よりトウモロコシの輸入量が上回るようになりました。 卓でトウモロコシなどめったにべないのに…と思ってしまいますが、実はその大半が飼料としてブタ、鶏、牛などのエサに使われているのです(ここでいう「

    【ダイエット】=「過ぎる」の功罪。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【オズの魔法使い】=ドロシーが帰りたかったのは「家」ではなく「おうち」でした。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    家は二、三度ぐるぐる回ってゆっくりと宙に昇ってゆきました。ドロシーは風船の中で昇っていっているような感じがしました――そして、ドロシーの旅が始まります。旅の終わりには、あまりにも有名なあのフレーズ。ドロシーが帰りたかったのは故郷や家、家族がつくる【おうち】だったのです。 Contents. 願いを叶えるための旅に出る 欲しいものは元々持っている There is no place like home ! オズの国になかったものとは 認知症の母の記憶の【おうち】 どんな夢も叶えられるところ 願いを叶えるための旅に出る アメリカ・カンザス州の農場の小さな家で暮らす少女ドロシー。 ある日突然、竜巻が村に襲いかかり、家ごと空へ巻き上げられてしまいます。 目覚めたドロシーが辿り着いたのは不思議の国。 花畑の見えるきれいな場所にいたのは「北の魔女」でした。 彼女は「東の魔女をやっつけてくれてありがとう

    【オズの魔法使い】=ドロシーが帰りたかったのは「家」ではなく「おうち」でした。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【夜と霧】=それでも人生にイエスと言う。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    読書の際、気になった文章は2Bの鉛筆で線を引きます。すごい話だ、上手な表現だなあと思った部分が多いときには、ページの端を折ります。ですから、書棚にあるは全てボロ雑巾みたいになってしまいます。読み終えると、線を引いたり、端を折ったページの文章をノートに書き写します。手書きに徹することで自分の無意識に刻み込める、という思い込みで続けている習慣です。読書は物語を通して、別の世界に通じるツール。そして私たちは日々、物語に助けられながら、生きているのかもしれません。 Contents. 絶望の中で物語を編める人 先生はやさしせなあかんで 生き直す媒体としての物語 絶望の中で物語を編める人 人生で体験できることは限られますが、読書は読んだの数だけ物語を疑似的に体験できます。 あのときの出会いはこんな意味があったのかと、自分の記憶を追体験することもあるはずです。 を読むと賢い人になるというのは、う

    【夜と霧】=それでも人生にイエスと言う。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2023/06/24
    「灰谷健次郎」お名前拝見し、・・・懐かしさを感じました。
  • 【親の寿命】=あとどのくらいの時間を一緒に過ごせるか───。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    いつまでもあると思うな親と金。分かっているつもりです。しかし、親の命にも私たちの人生にも限りがあります。限界から人生を眺めてみると、私たちのいま、明日は、どんなふうに見えてくるのでしょう。 Contents. 親の命は永遠ではない事実 いろんな視点で人生を逆算 生からの視点と死の視点と 親の命は永遠ではない事実 テレビのスイッチをつけましたら、「親孝行」について、いろんな人がお話をしていました。 親子双方にとったというアンケートがあり、それによると子は親にプレゼントをしたり、温泉に連れていったりするのが親孝行と考えがちですが、親からすれば、子どもが元気で暮らしているかどうかがいちばんの心配事。 時折、手紙や電話をくれるだけで親孝行になると考えている──といった結論でした。 なるほど。 すでに巣立ったお子さんを持つ親世代には、うなずける話です。 興味を引かれたのは、これから何回、離れた親と会

    【親の寿命】=あとどのくらいの時間を一緒に過ごせるか───。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2023/05/23
    そうなんです。意外と一緒にすごす時間は少ないようです。
  • 【瞑想】=人生の大切な答えは、目を向けたくないところに隠れている。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    放っておくと身体も脳も心もずっと動いています。少し落ち着こうと、その場で座って、目を閉じ、呼吸を深くします。でも、わずか3分でも、そうするのが難しいのです。私たちは自分の意志で、短い時間すら、自分をコントロールできなくなりつつあります。ほんのわずかな時間、自分の呼吸を眺めてみる。制御する。そこからきっと何かが始まります。 Contents. そんなに急いでどこに行くの 脳の働きにストップをかける いま・ここに・「居る」だけ 答えは見たくない場所にある マインドフルネスの実践方法 そんなに急いでどこに行くの 目を閉じた途端に、あれも忘れていた、 すぐにあれをしなきゃ、 こうしなきゃと、心のなかは雑念だらけ。 不安になって数秒後に目を開け、 立ち上がってしまうこともあります。 なぜ、こんなに急ぐのでしょう。 こんなに急いで どこに行こうというのでしょう。 わかりません。 目を閉じるだけでは、

    【瞑想】=人生の大切な答えは、目を向けたくないところに隠れている。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 食事も暮らしも「腹七分目」で起きる素敵な奇跡。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    には古くから「腹八分目」という言葉があります。何事も、ほどほどのほうがいい結果を招く、少が健康を保つなど、短いその一言に哲学さえ感じます。最近は「腹七分目」が健康だけでなく、長寿のもとになるとの説が相次いで発表されています。 Contents. 長寿遺伝子を発動する行動 事もエネルギーも3割減 少し肉を減らすだけの効果 100%と150%の七分目とは 日常は世界と直結している 長寿遺伝子を発動する行動 満腹よりも八分目程度に抑えていた方が健康によく、医者いらず、といった意味で使われてきた「腹八分目」。 べ物がいまほどゆたかでなかった時代は、べたくても満足にべられず、八分どころか三分、四分で我慢することもあったでしょう。 そんな時代を知る人も少なくなり、日中、世界中の先進国がダイエットできずに苦しんいるのが現状です。 しかし、最近になって、「腹八分目」どころか「一日一」ある

    食事も暮らしも「腹七分目」で起きる素敵な奇跡。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2023/04/26
    「腹七分目」。食生活、見直さないといけませんね。
  • 【家庭内事故】=段差だけではない、濃淡・色彩・明暗の「バリア」を見逃さない。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    視覚障害のある家族のために、動線にLEDを埋め込み、自活性を高めた工夫。 段差の解消はもちろん、「狭さ」というバリアも解消する。明るさの確保もバリアフリーの一つ。 バリアフリーというと段差の解消や手すりの設置などが思い浮かびますが、その人の持つ障害によって、対処すべきバリアは大きく異なります。特に、足腰が弱くなったり、視力の衰えなどは加齢とともに進み、誰もが避けて通ることができません。それだけに家のなかのバリアとその解消には、早目に対処したいところです。 Contents. 階段を踏み外しそうになる 40歳を超えると「高齢視」 色を判別できないハンディ ほぼ全員が経験する白内障 コントラストの淡さの危険 交通事故死より多い家庭内 階段を踏み外しそうになる 左目がかすんでいます。 まったく見えないわけではないのですが、品用のラップを二重に眼球に貼りつけたような状態でしか見えないのです。 重

    【家庭内事故】=段差だけではない、濃淡・色彩・明暗の「バリア」を見逃さない。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2023/04/23
    「動線にLEDを埋め込み」初めて見ました。
  • 【坪単価】=日本独自の建築コストの迷宮。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    住宅の広さが延床面積=㎡で示されてもなお、私たちは「坪単価」を建築コストの目安にしてしまいます。しかし、ビルダーや設計者によって、どこからどこまでが標準仕様で、何がオプションなのか、明確な判断基準はありません。「坪単価80万円」を目安にしたものの、図面があがってきたら「坪単価100万円」というケースが多々あるのもビルダーと施主の解釈の違いによることが少なくありません。いざというとき、慌てないために「坪単価」の考え方について。 Contents. 計算に何を含めるかで変化する 設備の種類やグレードも考える 総額で判断するのはいけないか ローン+光熱費/月で判断する 計算に何を含めるかで変化する 住宅雑誌やチラシでよく目にする「坪単価」。 「坪単価で家の値段を判断してはいけません」 と、あちこちで書かれているにもかかわらず、ついつい業者さんに「おたく、坪、ナンボですか」と聞いてしまう「坪単価」

    【坪単価】=日本独自の建築コストの迷宮。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【正座】に秘められた、日本人ならではの精神性と身体性。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    中国人の留学生にお話をうかがいました。「日の生活でつらいことは」と尋ねたところ、即座に「正座」という答えが返ってきました。 意外かもしれませんが、中国は欧米と同じ「立式」の生活なのです。 日人でも正座が苦手な人は少なくありません。冠婚葬祭などの席で正座を余儀なくされると、つらい反面、気が引き締まって、まんざらでもないと思うこともあります。自分も、疲れたときはあえて正座をします。 実は、日に正座が浸透してから、まだ100年足らず。江戸時代中期の頃まで、正しい座り方といえば立て膝が主で、胡座(あぐら)のような姿勢だったといいます。もっとも、当時の日の建築は板の間が大半で、畳は高貴な人のためのものでした。 座り方の呼称はたくさんあります。 足の裏を合わせるのが楽座(らくざ)、正座状態から足を左右にはずして尻を床につける割座(わりざ)、剣道の試合でよく見る蹲踞(そんきょ)、片方の膝を立てる

    【正座】に秘められた、日本人ならではの精神性と身体性。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2023/04/04
    「日本に正座が浸透してから、まだ100年足らず。」驚きました。
  • 【リフォーム】=投資した費用を無駄にしない、性能改修という選択肢。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    新築が伸び悩み、リフォームやリノベーションが急増しています。しかし、新築に比べコストが割安という理由だけで、見た目優先の改修をしてしまうと、家や人の健康に影響する事態も起きかねません。リフォームは、壁や基礎までチェックする絶好の機会。合理的な改修を考えたいものです。 Contents. 見た目優先のリフォームのリスク 性能改修で家の寿命を延ばす発想 膨大な家のゴミから目を背けない 何もしない…という選択肢もある 選択肢が増えることで自由になる 見た目優先のリフォームのリスク 築後数十年の間に、何度もリフォームを繰り返し、結局は新築・建て替えとなってしまうケースが少なくありません。 問題が起きるたびに、数十万円、数百万円とリフォームをし、振り返ると一千万円以上も使ってしまうことも多いのです。 古くなったり、動かくなった設備の更新は必要ですが、躯体に手を入れるときは、いったん立ち止まって考えて

    【リフォーム】=投資した費用を無駄にしない、性能改修という選択肢。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【茶の間の復権】=「LDK」の空間が、こんなに息苦しい理由。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    の家は「用」を限定しないからこそ、手狭に見えて実は広く、すっきりとした使いこなしがなされてきました。機能よりも「間」=余白や隙間、曖昧さが重視され、そうした感性が家づくりに生かされてきたのです。数ある「間」のなかでも、日人の原点ともいえるのが茶の間。LDKの文化で失われつつある、茶の間来の「用と美」について考えてみました。 Contents. 火を絶やさない最大の理由とは サザエさん家族の茶の間の意味 かたちより余白を重んじる日 小津安二郎が描く茶の間と家族 世界には例のないLDKの間取り 足が短い人のソファの座り方は アメリカ人と日人の身体特性 テレビ中心の「間」になるわけ 茶の間に見習い空間を計画する 目的別の機能で居室で考えない 火を絶やさない最大の理由とは 最近、あまり使われなくなった「茶の間」という言葉。 私たちが子どものころは当たり前に使われていた言葉ですが、いまの

    【茶の間の復権】=「LDK」の空間が、こんなに息苦しい理由。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【おじいさんと犬】=雨の日も風の日も一緒にゴミを拾い続ける、1人と1匹。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    モノを持ちすぎない、リサイクルを徹底する、ミニマリストへの憧憬。人とモノとの関係は暮らしとゴミの関係に直結します。ご近所のおじいさん、毎日、愛犬との散歩の途中でゴミを拾っていることに気づきました。小さなことでも、自分にできることから黙々と。そんなおじいさんと犬とエコロジーの話。 Contents. 缶やビンはあまり使わない リサイクルは突き詰めない ゴミ箱はどうして満杯か? おいしくなーあれ、の魔法 散歩のついでにゴミを拾う 誰に褒められることもなく 缶やビンはあまり使わない 外で飲むときには、ビール、そのあと焼酎のお湯割り。 家では事と一緒にワインか日酒(純米酒)をグラスに1杯ほど。 ワインや純米酒というとカッコいいのですが、紙パックか2リットル瓶の大きなものを買い置きしています。 1000円前後の高くない、やつです(^^;) お茶は、番茶か深煎り茶。 コーヒーは一日3杯。 コーヒー

    【おじいさんと犬】=雨の日も風の日も一緒にゴミを拾い続ける、1人と1匹。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【家族関係】=「自らに目覚めよ」(親鸞) 「いただいた私」を生きていく。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    人を変えようと思っても自分がつらいだけ。家族に関しても同じことがいえそうです。人との関係改善の最大のコツは、まず、自分が変わること。他者は変えられませんが、自分だったら、いま、ここで、すぐに、変わることができます。気が付くと、家族との関係性もプラスに変化している。なぜ? Contents. 変わらないなら方法を変えてみる 幸福な人の側では不幸になれない 変えられるのは自分しかいない! 自分が幸福になることで人を救う 変わらないなら方法を変えてみる 毎日、口うるさいくらいに言っても、パパは洗濯後の下着を畳まない、息子は何時間でもゲームに夢中、娘は2時間もお風呂から出てこない。 何度言っても、何も変わらないのですから、何かを変えるしかありません。 パパが下着を畳まないのなら、私もパパの下着を畳まない。 息子が何時間でもゲームをやめないのなら、自分はとっとと早く寝てしまう。娘が長風呂を続けるなら

    【家族関係】=「自らに目覚めよ」(親鸞) 「いただいた私」を生きていく。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    egaosouzoku
    egaosouzoku 2023/03/15
    「いただいた「私」を生きていく」。考えさせられますね。