ブックマーク / www.semiconportal.com (7)

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    ヒッピーのような姿をした一人の外国人が東京のJR市ヶ谷駅前にあるシャープ東京支社(現東京市ヶ谷ビル)へ入って行った。背広姿を見慣れている受付嬢は一瞬驚いたが、笑顔を作って要件を聞くと「ドクターササキに会いたい」という。ドクターササキとは、当時シャープの副社長で東京支社長の佐々木正博士(注1)であることはすぐにわかった。 アポイントメントを取っているかどうかを確認すると「ない」という。受付嬢としては、すぐに取り次いでよいものかどうか判断できず、佐々木氏の秘書に連絡を入れた。秘書はすぐ受付のところまで降りてきてその外国人に応対すると、スティーブ・ジョブズ(Steven Paul Jobs)と名乗り、以前にドクターササキに会ったことがあると言う。面会の予約はなかったが、幸い佐々木氏が社内にいたこともあり、秘書が佐々木氏人の意向を直接確認したところ、会うという返事が返ってきた。秘書はジョブズ氏を

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    eggman 2012/12/10
    疑わしい感があるエピソードだな
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    システム的な考え方が日の半導体メーカーには欠けている、というご意見をいただくことがある。半導体メーカーには部品メーカーとしての意識がまだ強く残っており、これでSoCビジネスを行うのには無理がある、との指摘である。 かつて日立製作所におられ今なお「システム屋」としての考えも気構えも失わない人たちからのご意見をいただいた。半導体メーカーに「システムのわかる人を育てなさい」と言ったら、「システムがわからなてくもうまい答えが出るはずだ」との答えが返ってきたそうである。これを認めると自分の立場がなくなるからのようだ。しかし、これではいつまでたってもシステムを理解できないまま、自称システムオンチップ(SoC)を作ることになる。 特に優れた企業ほど、しかも今の業績が良ければ良いほど5年後の未来のシステムに向けて何を開発し何を主力製品とするか、について議論し方向を決め、それを実行している。システムがわか

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    eggman 2010/07/19
  • 海外の視点で日本の半導体産業を見ると、見えてくる日本の特殊性 - セミコンポータル

    グローバル化の必要性は今や誰もが口にするようになった。だが、グローバル化はなかなか進まない。かつて海外に進出したこともあるし、海外企業とコラボを組んでもうまくいかなかったことがトラウマになっている例もあるようだ。今、日半導体のグローバル化は嫌が応にも迫り来ている。好き嫌いを言っていられない。まず、海外企業の気持ちをつかむことが第一歩ではないだろうか。 私自身は10数年前から、海外の視点で日を見るという作業を続けてきた。1990年代の初め手掛けていた英文誌Nikkei Electronics Asiaからその作業は始まった。この雑誌は韓国台湾・シンガポール・香港という先端アジアの電子エンジニアを対象とした月刊誌だった。読者視点で記事を作るために自分もアジアのエンジニアから日を見てどのような話題が受けるかをアジアの読者に取材して常にアジアの視点で日を見るという仕事をしていた。 台湾

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    eggman 2010/06/15
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    最近懐かしい人に出会った。新規事業開発やベンチャーを支援するコンサルティング会社アセット・ウィッツを経営している南部修太郎さんだ。彼はかつて松下電子工業(現在パナソニックのセミコンダクター社)でGaAs半導体を開発していたエンジニアだ。南部さんが2年前に「ベンチャー経営心得帳」というを出版したことを最近知った。 私は1970年代末から日経マグロウヒル社(現在の日経BP社)で、GaAs(ガリウムヒ素)半導体の研究開発を追いかけていたとき南部修太郎さんに出会った。電子通信学会や応用物理学会の全国大会、毎月の研究会、IEDMやISSCC、信頼性物理シンポジウム、Electrochemical Society Meetingなどを常にウォッチしており、どの企業の誰がGaAsの何を研究しているか常に頭に入れていた。 当時、GaAs半導体デバイスはマイクロ波通信用の増幅器として進行波管と呼ばれる真空

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    eggman 2010/06/03
  • アップルがARMを買収するという噂の真相はやはり米西海岸で確認できた - セミコンポータル

    今年も米PR会社のGlobalPressが主催するe-Summitにやってきた。この会議では、日で名前の全く知らない新しいベンチャーの話を聴ける。主催者にどの企業に興味があるのかを聞かれたので、無名の企業を紹介してくれ、無名であればそれだけで日では特ダネになるから、と伝えた。 MIPSの新CEO Sandeep Vij氏 昨年は、MEMSのベンチャーであるKionix(カイオニクス)の話を記事に書いた。インタビューした相手のEric Eisenhut氏が最優先するマーケットは日、と断定したように、この企業を後にロームが買収することになった。この時に書いた記事はもちろん、日のメディアは誰も書いていない。昨年秋に電子情報通信学会で講演した時にもKionixの話をした。MEMSセンサーとその出力からシステムのアルゴリズムに結び付く信号列を対応させるか、が重要であるが、MEMSセンサーだけ

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    eggman 2010/05/06
  • 「日本発のLSIが日本と世界にもたらす価値に関する調査研究」財団法人機械振興協会 経済研究所 - セミコンポータル

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    eggman 2010/02/01
  • 独断と偏見で切る、各社の製品表から見えてくる半導体産業のベストな再編

    最近の富士通エレクトロニクスの選択と集中の発表は、これまでのNECエレクトロニクスとルネサステクノロジの統合などの発表とは違い、選択と集中を進めていることが見えてきた。半導体各社の製品一覧表を各社のウェッブサイトの製品をベースに作ってみた。その中から見えてきたものは、業界再編するなら製品ごとに行うべきということだ。 (クリックで拡大) 出典:各社のウェッブサイトを基に筆者が作成 この表で特にNECエレ、ルネサス、いずれもマイコンの開発において入出力仕様を公開し、外部のサードパーティにプログラム開発を依頼したりサードパーティがソフトウエアや開発ツールを開発したりしている。オープンにしてサードパーティがマイコンのソフトを組むからこそ、NECエレやルネサスはマイコンの品種を拡大し、ビジネスを大きくすることができた。いわば、外部のサードパーティがソフト開発してくれたからこそ、マイコンビジネスを伸ば

    独断と偏見で切る、各社の製品表から見えてくる半導体産業のベストな再編
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    eggman 2009/10/17
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