FTTH(Fiber to the Home)という言葉は、NTTの「Bフレッツ」の売り出しあたりで、かなりメジャーになった言葉だと思いますが、よーく考えるとあまりよくわかっていない単語の様な気がします。その上、FTTHに関連する言葉になると、これまたよくわからない。(と私は思ってました。)ということで少々調べてきたので以下に記します。 といいながら、実はこちらの「FTTH Council Asia-Pacific」の資料 にFTTH関連の用語定義がよくまとまっておるので、まずはこの資料から言葉の定義を抜粋します。 用語 説明
写真●ブロードコム ジャパンが開催した技術説明会の様子 写真左は高市良治カントリーマネージャー、右は森次達郎シニアフィールドアプリケーションエンジニアリングマネージャー ネットワーク機器向けチップベンダー大手、米ブロードコムの日本法人ブロードコム ジャパンは2011年1月19日、報道機関向けの技術説明会を開催し、「10G-EPON」(IEEE802.3av)に対応したシステムオンチップ(SoC)「BCM55030」を発表した(写真)。IEEE802.3avは、FTTHなど光ファイバを使ったブロードバンドサービスで使われている基盤技術の一つ「EPON」(Ethernet Passive Optical Network)の最新規格である。 BCM55030は、FTTxサービス(xには「Home」を表すHや「Building」を表すBなどが入る)で使われる加入者宅側の光回線終端装置「ONU」(O
Google Fiber's 1Gbps ISP 'test community' selection delayed until 2011 As you can imagine, the call for a community to be the recipient of Google Fiber's 1Gbps network was met by an overwhelming response. Indeed, the response was so great that while the recipient of all that bandwidth was to be announced at the end of this year, it looks like they won't have a decision until early 2011. In the mea
2010年6月24~26日に池袋サンシャインシティで開催されているCATV関連の展示会「ケーブルテレビショー2010」で、古河電気工業(古河電工)とブロードネットマックスが「DOCSIS over EPON」のデモをそれぞれ展示している。 DOCSIS over EPONは、CATVのインフラを管理する既存の管理(プロビジョニング)サーバーを使って、FTTHのインフラとなるEPON(Ethernet Passive Optical Network)の管理も可能にする技術。この技術はもともと、EPON向けチップベンダーの米テクノバスが開発した。現在はテクノバスを2010年2月に買収した米ブロードコムが提供している。 CATV事業者がFTTHを導入したいと考える理由にはいくつかある。まずは、インターネットアクセス向けのデータ用帯域を安価に確保できる点が挙げられる。CATVの場合、最新の規格であ
NTT東日本は、集合住宅向けのフレッツ光の販売を強化する。集合住宅のカバレッジを高めることで、引っ越し先でフレッツ光が利用できないという理由から解約する利用者を減少させる狙いがある。また、2011年7月24日に迫る放送のデジタル化を大きな商機と捉え、高速のインターネット回線としてだけでなく「地デジ対策」としてのフレッツ光導入をアピールする方針である。 地デジ対策もアピール NTT東日本はフレッツ光サービスで、6世帯以上の集合住宅を対象とした「マンションタイプ」を提供している。NTT東日本の営業エリアでマンションタイプの対象となる集合住宅は約83万棟で、このうちの82%となる68万棟に光スプリッターなどの集合装置を導入し、入居者の希望があればフレッツ光を利用可能にする計画である。2009年度は、対象集合住宅81万棟に対してフレッツ光提供済みが55万棟、カバー率が68%だった。「2008年度ま
ソフトバンクテレコムなど通信事業者5社は2010年3月10日,NTT東西のFTTH(fiber to the home)設備のうち複数のユーザーの光回線をまとめて収容している「OSU(optical subscriber unit)」を,異なる通信事業者が共用できるとする実験結果を公表した。今回の実験結果を基に,現在は最小8ユーザー単位でNTT東西が貸し出している光回線を「1ユーザー単位で借りることが可能」と,貸し出し方式の変更を迫る狙いだ。実験にはソフトバンクテレコムのほかに,イー・アクセス,KDDI,ソフトバンクBB,ビック東海が参加した。 NTT東西のフレッツ光シリーズなどの光回線は,1本の回線を最大32ユーザーに対して,途中で分岐しながら提供する「シェアドアクセス方式」で構築している。ほかの事業者がNTT東西からFTTH回線を借りる場合,現在は通信局舎内で8回線ごとに分岐している「
NTT東西のブロードバンド回線サービス「フレッツ・シリーズ」。そのメニュー体系は,10年の歴史の積み重ねで増え続け,ユーザーや外部の事業者からは,「一般ユーザーには理解不能なほど複雑だ」という声が多く聞かれる。さらに,3年後にはNGN(次世代ネットワーク)インフラへのサービス統合を完了する計画である。現在は,旧世代網上のサービスとNGN上のサービスを並行しており,それも複雑化に拍車をかけている。 こうした声にNTT東西は,「確かにワンストップでの最適なサービス提供が望ましい。パートナとの協力でシンプルな提供体制を整える努力をしている。NGNに移行する際も,使い勝手が変わらないよう必要なものは追加し,従来サービスで不要なものは削っていく」と改善を目指している。NGNと旧世代網のサービスが混在する中,フレッツの使い勝手にはどんな課題があるのか。「ISP接続」「ひかり電話」「フレッツVPN」「コ
NTT東日本は2009年11月20日,フレッツ光サービス契約者を対象にした会員制プログラム「フレッツ光メンバーズクラブ」を2009年12月7日に開始すると発表した。 プログラムの入会金や年会費は無料で,フレッツ光サービスの契約者本人のほかに,家族など契約回線の利用者を1契約回線当たり最大5名まで登録できる。 会員には,ポイント・プログラムやスペシャル・コンテンツの提供,プレゼント,コンサート・チケットの先行予約といった特典を提供する。また,会員を対象にしたフレッツ光関連サービスのモニター募集も実施する。 ポイント・プログラムでは,各種サービスの利用に応じてポイントが付与され,たまったポイントは提携会社のポイントやデジタル商品などへのプレゼント応募などに利用できる。 プログラム開始時には,会員を対象に待受情報配信サービス「光iフレーム(仮称)」のトライアル・モニターを100名募集する。 [発
フレッツ光の純増ペースの落ち込みに悩むNTT東西が,ついに禁断の実に手を付けるのか──。NTT東西がフレッツ光の販売拡大策として,割安な「ひかり電話」の単独メニューを提供する方針だと一部メディアが報じた。この報道に対しNTT東西は,「決定した事実はない」と否定する。 ひかり電話の単独メニューとは,ブロードバンド接続を含まないFTTHの電話サービスのこと。「電話が安くなるなら光回線を導入したい」との潜在世帯を取り込む,秘策中の秘策と言える。以前から検討していることは確かなようだ。関係者によると,昨年秋ころにも単独メニューについて公表するかを検討した経緯があったという。社内には,機能を電話だけに絞る“のみメニュー”という通称があり,NGN(次世代ネットワーク)ならではの機能を提供する“ならではメニュー”と並び称されている。 しかし,単独メニューを始めれば,5000円代後半を確保していたフレッツ
NTT東日本、下り最大200Mビット/秒の新メニューをフレッツ光に追加 NTT東日本は2009年9月30日、NGN(次世代ネットワーク)を使ったFTTHサービス「フレッツ 光ネクスト」に、下り方向の最大通信速度を従来の100Mビット/秒から200Mビット/秒に高めた新サービス「ハイスピードタイプ」を追加すると発表した。10月1日に東京エリアで提供開始し、11月20日までにNTT東日本管内の17都道県のフレッツ 光ネクスト対応エリアに提供エリアを拡大する。 追加したのは、戸建て向けのフレッツ 光ネクスト ファミリー・ハイスピードタイプと、集合住宅向けのフレッツ 光ネクスト マンション・ハイスピードタイプの二つ。集合住宅向けでは、棟内の配線に光ファイバーを使う「光配線方式」だけで利用できる。なお、今回のハイスピードタイプにおける上り方向の通信速度は従来と同じ100Mビット/秒である。 月額利用
KDDIは2009年8月27日,通信自由化以降の競争政策について,記者向けの説明会を開催した。同社は,6月にも同様の説明会を実施しており,今回が第2回目の開催となる(関連記事)。 KDDIの古賀靖広・渉外・広報本部渉外部長(写真)は「(政府与党合意に記された)NTTの再々編問題についての議論を促す,という前回の主旨が『組織問題ありき』と誤解をされた点がある」とこれまでの主張を修正した。「KDDIとしては,光回線時代に事業者間の競争が今後も機能するのかどうか,過去の経緯も振り返り再確認するための議論を活性化したい」(古賀部長)という。 今回の説明会では,加入電話や,インターネット接続の競争の変遷について資料を提示ながら説明した。加入電話市場については,「00XYという事業者識別番号が不要になったマイライン導入のタイミングでは,すでに電話の通話量はピークを超していた。結果として体力のあるNTT
会員限定サービスです 月額プランが10月末まで無料 お申し込み 会員の方はこちら ログイン 日経クロステック TOPページ
「2010年度末に2000万という光の契約数の目標は困難といわざるを得ない」。NTT持ち株会社の三浦惺社長は2009年5月13日の決算会見で,従来から中間計画として掲げていた“2010年度に光2000万契約”の目標が達成できないという見通しを示した。光回線を求めるユーザー層には需要が一巡し,景気低迷の影響もあることから,今後も急激な伸びは期待できないとした。 NTTグループは,フレッツ光のユーザー数について「2010年度末時点で累計2000万件」との中期経営目標を公表している。今回の決算で発表した2008年度末(2009年3月)での契約数は1113万。前年度からの順増数は約235万で,目標に掲げていた250万に到達できなかった(関連記事)。 2009年度の順増数も250万を目標としているが「経済情勢も難しいため,見通しは困難」(三浦社長)。目標を達成したとしても,2009年度末(2010年
記者の眼 ソフトバンクが「NTTフレッツ光」を扱う真の狙い ソフトバンクがNTT東西の代理店になる---。ソフトバンクBBが2009年2月18日に販売を始めた「Yahoo!BB 光 with フレッツ」は、業界関係者の間に様々な憶測を呼んだ。 ソフトバンクBBといえば、自前のADSL回線を使った「Yahoo!BB」サービスで販売攻勢をかけ、NTT東西への対抗意識を鮮明にしていたのも記憶に新しい。その同社が一転、NTT東西のフレッツ光シリーズの販売に協力するというのだから、憶測を呼ぶのも無理はない。 FTTH(fiber to the home)サービスにおいても、同社はこれまで自前の回線設備を使ったサービス提供にこだわっていた。2004年には、未利用の光ファイバ回線(ダークファイバ)を調達して提供する「Yahoo!BB 光」をリリース。2007年には、NTT東西に対してダークファイバの貸し
図●NTT東日本のフレッツ光サービスに,ケーブルテレビ山形の多チャンネル放送サービスを組み合わせたトリプル・プレイ・サービスを提供する NTT東日本とケーブルテレビ山形(本社:山形県山形市,社長:高橋文夫氏)は2009年2月27日,NTT東日本の「フレッツ光」を使ったトリプル・プレイ・サービスの提供で協業すると発表した。NTT東日本が提供するインターネットとIP電話サービスに加えて,ケーブルテレビ山形が配信する地上デジタル放送,BSデジタル放送,CS放送,コミュニティーチャンネルなどの放送サービスを組み合わせた,トリプル・プレイ・サービスを提供する(図)。 サービス提供エリアは,山形県の上山市,寒河江市,河北町,中山町,山辺町のうち,一部地域を除いた約3万3000世帯が対象で,2009年度第2四半期を目途にサービスを開始する予定だ。映像配信サービスは,フレッツテレビやスカパー!光と同様のR
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く