インターネットイニシアティブ(IIJ)基盤エンジニアリング本部基盤サービス部サービス開発課長の室崎 貴司氏と、実証用に設置したオーストラリアのゼラディーシー製のマイクロデータセンター(12Uタイプ)。 MDCは一般的なデータセンターに比べてスモールスタートで導入することができ、将来の拡張にも柔軟な対応が可能という。またサーバーなどの機器を管理するオペレーターなどの技術者を現地に置く必要がなく、複数のMDCを遠隔から一元的に監視・運用できる。 実証実験は2021年9月下旬からスタートしている。MDCを活用できる範囲を、5G(第5世代移動通信システム)基地局の近くに設置する「マルチアクセス・エッジ・コンピューティング(MEC▼)」と呼ばれるエッジサーバーや、工場のファクトリーオートメーション、産業IoT▼、スマートシティーのITやIoT、オフィスや店舗に設置するサーバールームなどと見込み、実証