「GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた」の輪読会のススメ - そーだいなる輪読会キックオフ / soudai-kickoff
2022年5月頃、JPCERT/CCではF5 BIG-IPの脆弱性(CVE-2022-1388)を悪用して日本の組織に攻撃を行う活動を確認しました。攻撃が行われた組織では、BIG-IP内のデータが漏えいするなどの被害が確認されています。この攻撃は、攻撃グループBlackTechの活動と関連しているものと推測しています。今回は、このBIG-IPの脆弱性を悪用する攻撃活動について紹介します。 BIG-IPの脆弱性を悪用する攻撃コード 以下は、今回の攻撃で使用された攻撃コードの一部です。この攻撃ツールを使用することで、BIG-IP上で任意のコマンドを実行することが可能です。 図1: 確認されたBIG-IPの脆弱性を悪用するコードの一部 この攻撃コード内には、図1のように(図1のグレーアウトした部分)複数の国内のBIG-IPのIPアドレスが記載されており、攻撃のターゲットになっていました。 この攻
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