邪馬台国は別府温泉の火山灰に埋もれている⁉ この夏に、「邪馬台国は別府温泉だった!火山灰に封印された卑弥呼の王宮」という1冊の本が出版されました。 著者の酒井正士さん(64歳)は東京都出身で、東京大学農学部という高学歴の持ち主です。 経歴は、ヤクルト本社に勤務して脳機能改善や老化予防のための医薬品・食品開発などを手掛けてきました。 また、「全国邪馬台国連絡協議会」の会員で独自の研究を進めておられる方です。 酒井さんは、魏志倭人伝に残された「距離と方向」に関する記述に注目したそうです。 多くの学説は、古代中国の使節が日本に上陸した「末廬国」(まつろこく)を現在の松浦地方(唐津市)としているみたいです。 また、中国の使節の行程記録にある伊都国(いとこく)は糸島市とする説が多く、九州説や畿内説の基になっています。 しかし、魏志倭人伝には伊都国は末廬国の南東に位置するとの記載があり、2つの都市の実