東京五輪組織委、日本オリンピック委員会(JOC)、日本パラリンピック委員会(JPC)が20日、3団体合同のアスリート委員会を開催した。3団体が組織を超えて連携することが目的で、3団体合同での開催は初めて。組織委でアスリート委員長を務める高橋尚子氏は「五輪が始まるまで3か月切っているが、どうするべきか、どういう思いで挑むか心を一つにした」と述べた。 コロナ禍の収束は先行きが見えず、大会開催に懐疑的な声は広がり続けている。「私達(アスリート)が特別な存在ではない。社会に還元することもそうだし、最後まで諦めずやり続けること。アスリートは最後の最後、1%可能性があったら諦めない。五輪パラがこの先どうなろうとも、今やろうとすることへ前を向いていると感じた」と高橋氏は言葉を並べた。 聖火リレーも続行する中、五輪開催へどう支持を広げていくか。高橋氏は「コロナは、(一般含め)多くの人達の前に立ちはだかって