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ブックマーク / brighthelmer.hatenablog.com (3)

  • ネット上で社会学者の評判はなぜ悪いのか - 擬似環境の向こう側

    こんなタイトルのエントリを書くというのは、正直、悩ましい。 というのも、ぼくは社会学の正規教育は受けておらず、自分が社会学者だとはちょっと名乗れないからだ(制度的な理由で学位は「法学」だ)。 とはいえ、社会学部に勤務しているのは確かだし、社会学的なものに親しみもある。以下の文章は、あくまでそういう中途半端な立ち位置から書かれた「個人の感想」だということをまずは述べておきたい。 ネット上での社会学の評判はよくない。大変によくない。 実のところ、ネット上で積極的に発言をしている社会学者の数はさほど多くないと思うのだが、通常は社会学者だとはカテゴライズされない人も、「政治社会に関する発言をしており、かつ多くの人びとから反発を買っている人文社会系の学者」は「社会学者」とみなされてしまうことが結構ある。 それではなぜ、ネット上で社会学者はこんなにも嫌われるのだろうか。 社会学者が嫌いな人からは当然、

    ネット上で社会学者の評判はなぜ悪いのか - 擬似環境の向こう側
    el-condor
    el-condor 2020/02/25
    webでは優れたものよりダメなものが有名になりがちのと、本邦webに多い文系蔑視の傾向と、あとは「反社会学講座」の影響が地味にありそう。ソーカル事件だけをネタに「文系」全般を腐す奴ら結構いるよね
  • マスコミュニケーション論で語る「桃太郎」 - 擬似環境の向こう側

    今を遡ること数年前、「桃の鬼退治」が世間の注目を集めるという出来事があった。 以下は、一人のマスコミュニケーション研究者として、それを記録しておかねばならないという義務感によって書かれた文章である。ただし、多くの部分を知人からの伝聞情報に依拠していることを最初に明記しておかねばならない。現場の状況を知ることが難しい研究者としての限界である。 モラルパニックとしての「鬼の襲撃」 この出来事の発端を求めるならば、出来事そのものからさらに20年ほど遡らねばならない。当時、知名度の低いある週刊誌が「特集ワイド 桃から人が生まれた?寂れた山村で老夫婦が奇怪な証言」という記事を載せたことがあった。雑誌記事アーカイブで私も読んでみたが、川に流れてきた桃から男の子が生まれたというキワモノ系の記事でしかなく、当然、他のメディアに波及することはなかった。影響力の小さなメディアにこうした記事が載ったところで、メ

    マスコミュニケーション論で語る「桃太郎」 - 擬似環境の向こう側
    el-condor
    el-condor 2017/01/06
    当地の新聞が「タイムズ」なの、あの島を暗に示しているのでしょうな...
  • 安保法制について - 擬似環境の向こう側

    以下は、安全保障論にも憲法論にも全く素人の戯言である。 現政権は安保法制がどうしても必要だという。 その理由はいまいち明快に語られないのだが、おそらくは中国の領海拡張路線に対する強い警戒感があるのだろうと思う。しかし、それを国会などの場で明確に語ってしまうと、そのこと自体が深刻な外交問題を引き起こしかねない。だからこそ、よく分からない比喩を持ちださざるをえない。その意味では、テレビカメラの前で生肉を使って解説せざるをえなかった安倍さんに少し同情する(それでも、2015年度の防衛白書では中国についてかなり踏み込んだ記述をしているようだが)。 安保法制を推進する側は「はっきりとは言えないの!わかるだろ?察しろよ!」と言外に伝えているのに、反対する側は「何を言っているのやら、サッパリ分かりませんね」と理解できないふりをして、その比喩のあやふやさを攻撃するという「ゲーム」をやっているのかもしれない

    安保法制について - 擬似環境の向こう側
    el-condor
    el-condor 2015/07/23
    安倍政権への不信感は勿論なのだが、これだけアレな政府がナチス時代を経た現代の民主政で成立することに対する恐怖から日本の政府には色々縛り入れとかないとダメだと思った。民度への不信かねー。
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