【河野外務大臣】12月10日,外交史料館の所蔵史料のインターネット検索サービスを開始するに至りました。外交史料館のホームページにアクセスすることによって,幕末から戦後まで,史料の情報をキーワードや多様な検索条件で調べることができるようになりました。 また,明治150年事業の一環として,外交史料館が所蔵している幕末・明治・大正期の日本が受け取った国書・親書のデジタル化を実施し,検索システム上でそれらの画像を閲覧できるようになりました。 日本内外でこうした史料を自由に見ることができるようになりました。全部で外交史料館が保有する幕末から戦後の史料10万8千件について,史料件名などのキーワード,移管日,外交記録公開日などで検索することができるようになります。インターネットに接続しているパソコン,タブレット,スマホ何でもできるようになっていると思います。 また,現在外交史料館,平日のみ開館しておりま
カリフォルニア州グレンデール市に設置された慰安婦像について,現地在留邦人等が原告となり,グレンデール市を相手取った訴訟が行われています。現在,連邦裁判所における裁判とカリフォルニア州裁判所における裁判の二つが同時進行していますが,前者については,2017年1月に連邦最高裁判所に上告がなされました。これを受け,同年2月22日,我が国政府は,同裁判所に対して意見書(アミカス・キュリエ・ブリーフ)を提出しました。 我が国政府は,これまでも様々な関係者に対し,慰安婦問題に関する我が国政府の基本的立場や取組について適切に説明し,正確な理解を求めてきています。今回の意見書提出も,その一環として行ったものです。 提出した意見書では,米国連邦政府が過去に示した立場や米国内の判例を引用しつつ,上告が認められるべきと考える理由を説明するとともに,慰安婦問題に関する我が国政府の基本的立場や取組について記載してい
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